我が家のリビングは日中も「照明」をほぼつけっぱなし。リビングの照明だけで月の「電気代」はいくらかかっている?
自宅の配置によっては、日中でもリビングが暗いため照明をつけっぱなしにしているところもあるでしょう。照明のつけっぱなしは、1日だと少ない金額ですが毎日続けることで多額の出費につながります。 リビングのなかを工夫すれば照明をつけっぱなしにせず日中を過ごすことも可能となる場合があります。 今回は、1日中照明をつけっぱなしにしたときの電気代や、照明を使わずに部屋を明るく見せる方法などについてご紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
1日中照明をつけっぱなしにすると電気代はいくら?
今回は、以下の条件で照明をつけたままでいるときの費用を求めましょう。 ・7時から23時までの16時間点灯している ・1キロワットアワーの電力料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安とする31円 ・照明はA社の37ワットの製品とする 電気代は「消費電力(キロワット)×使用時間×料金単価(円/キロワットアワー)」で計算できます。今回の条件だと37ワットのため、キロワットに換算すると「37×1000分の1キロワット」となり0.037キロワットになります。 計算式に当てはめると「0.037キロワット×16時間×31円」になるので、照明をほぼ1日中つけていたときの電気代は約18円です。 1ヶ月を30日とすると、月額で約540円、年間約6480円の電気代がリビングの照明だけでかかります。もし複数の部屋で同じようにつけていれば、さらに多くの電気代が発生するでしょう。 1日だけの金額で見れば多くはありませんが、少しでも費用をおさえたいなら、照明をつけっぱなしにしなくても過ごせるような工夫が必要です。
部屋を明るく見せる方法
天気がよく昼間の明るい時間帯でも照明をつけていると、それだけ多くの電気代が発生します。工夫をすれば、日中はあまり照明をつけなくても過ごせるケースがあるので、一度部屋の様子をチェックしてみましょう。 ■リビングに置く家具を厳選する 背の高い家具があったり小型の家具や雑貨がたくさんあったりすると、日光が部屋全体に行き渡りにくくなります。リビングに置く家具の数を厳選すれば、光をより多く取り込みやすくなるためおすすめです。 特に、大型家具は設置場所を日光を遮らない壁際にしたり小型家具を窓の下に配置したりすると、部屋を広々と見せる効果も期待できます。ただし、リビングで必要な家具まで移動させないように注意しましょう。 ただ数を減らすのではなく、厳選することがコツです。また、一人暮らしではなく家族と暮らしている場合は、レイアウトを相談しながら決めましょう。 独断で動かしてしまうと、ほかの家族が必要なときに使いたい雑貨や家具がなくて困る可能性があります。 ■明るい色のカーテンを選ぶ・鏡を置く カーテンの色を明るくすると、部屋全体の雰囲気が明るくなります。白色やベージュなど、光を反射させやすい色を選びましょう。特に、壁紙が暗い色のときは明るいカーテンにすることで部屋の暗い印象を払しょくできます。 また、鏡を置く方法も有効です。鏡は光を反射するため照明をつけなくても日光で部屋を照らしやすくなります。さらに、鏡に空間が映るため、部屋が本来の広さよりも広く見えやすいでしょう。