ヘンリー王子、父の「がん報告」を受け緊急帰国するも、24時間でメーガン妃のいる米国へ戻る
父チャールズ国王ががんを患っていることが発表され、イギリスに一時帰国したヘンリー王子は、到着から24時間でロンドンを離れた。彼は7日午前、ヒースロー空港のプライベートラウンジ、ウィンザー・スイートに到着したのがキャッチされた。 【写真】帰国中も面会拒否...？ ウィリアム王子＆ヘンリー王子が仲良かった時代 昨年、ヘンリー王子とメーガン妃は、国王の要請でフロッグモア・コテージを引き払った。そのため、滞在中は王室の邸宅ではなく、ホテルに宿泊したと複数のメディアが報じている。 王子は2月6日に父チャールズ国王と、国王のロンドンの住まいクラレンス・ハウスで30～45分間対面した。その後、国王はカミラ王妃とともにバッキンガム宮殿に移動し、ヘリコプターでノーフォーク州のサンドリンガムに戻って静養している。 ヘンリー王子とチャールズ国王はこのところ騒動の絶えない関係にある。昨年1月に出版した回想録『Spare』で、ヘンリー王子は父や兄ウィリアム皇太子とは口をきいていないと認めている。しかし、同署の中で父のことは愛情を込めて書き、短所を受け入れている。 「彼はコミュニケーションや人の話を聞くこと、面と向かって親密になるのが苦手だった。長いコース料理のディナーの後、上階の自室に行くと、枕の上に手紙が置いてあることがあった。私がやったことや成し遂げたことをいかに誇りに思っているかという内容だった。私はにっこりして、またそれを枕の下に置く。しかし同時に、さっきテーブルを挟んで真向かいに座っていた時になぜこれを言わなかったのだろうとも思うのだ」
ヘンリー王子が一時帰国中に他の王室メンバーに会ったかどうかは不明だ。しかし、ある情報源は、ウィリアム皇太子はヘンリー王子と会う予定はないとコメントしている。実際に、皇太子はヘンリー王子が滞在していた2月7日に、妻キャサリン妃が腹部の手術を受けて以来、初めての公務に就いた。 ヘンリー王子はカリフォルニアに移住後、イギリスへの帰国はいつも短い滞在だ。2023年9月に帰国した時は、ウェルチャイルド・アワードに出席した後、ドイツへ向かった。2023年5月にチャールズ国王の戴冠式で帰国した時の滞在は48時間にも満たなかった。 ヘンリー王子とメーガン妃は来週、カナダのバンクーバーとウィスラーを訪れ、2025年インビクタス・ゲームまであと1年を祝うイベントに出席する。冬季大会が開催されるのは初めてで、夫妻は3日間滞在する予定になっている。
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