巨人・阿部監督、吉川尚輝の出場は「ちょっと厳しそうだな」セカンドの代役候補に中山ら クライマックスシリーズ・ファイナルステージ
巨人の阿部慎之助監督は14日、9月下旬から左脇腹を痛めている吉川尚輝内野手について、クライマックスシリーズ（CS）のファイナルステージ出場は「ちょっと厳しそうだな」と語った。今季は二塁手としてレギュラーシーズンで全試合スタメン出場を果たし、打順も上位と攻守の要になっている吉川を欠くことになれば、チームにとって大きな痛手となる。 吉川はこの日、東京ドームでの1軍練習に参加するもバッティングは行わず、練習後は言葉少なに引き揚げた。 16日からのCSファイナルまでに回復が間に合わない場合は、9月以降のシーズン成績が24打数11安打、打率4割5分8厘と当たっている中山らが二塁の代役候補となる。中山は「尚輝さんがああいう状態なので、準備はしっかりやりたい。あとは思い切ってやるだけ」と気を引き締めた。 阿部監督は「みんなにチャンスあるんで。ヒーローになっちゃうかもしれないから、出てビビるんじゃなくて」と、苦境を救うラッキーボーイの登場を期待した。
中日スポーツ
