巨人・戸郷翔征、ヒヤヒヤの初回無失点 DeNA・牧にあわやホームランの当たり【セCS】
◇16日 「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第1戦 巨人―DeNA(東京ドーム) 巨人の先発・戸郷翔征投手が初回、冷や冷やする場面を迎えながらも、DeNA打線を無失点に抑えた。 先頭の梶原は外角低めのフォークで打ち取った打球も、ボテボテの当たりが三塁への内野安打に。続く牧には浮いたスライダーを捉えられ、左翼方向へ大きな当たりを打たれた。本塁打を確信したDeNAファンが大歓声をあげたが、打球は左翼ポールをわずかに切れてファウルとなった。 その後、戸郷は牧と佐野を左飛に打ち取るも、オースティンに四球を出して2死一、二塁のピンチに。宮崎にも外角直球を捉えられて右翼への大飛球とされたが、フェンスぎりぎりで失速して難を逃れた。 短期決戦の流れを決める大事な初戦を任された戸郷が、強力打線につかまりかけながらも先制点を許さず、若きエースとしての意地を見せた。
中日スポーツ