法大、ドラフト候補の山城航太郎がリーグ戦初勝利 救援で5回無失点、サヨナラ勝ちを呼び込む【東京六大学野球】
◇20日 東京六大学野球秋季リーグ戦 法大5―4慶大（神宮） 法大が慶大に延長10回の末に5―4でサヨナラ勝ちし、勝ち点3として優勝に望みをつないだ。ドラフト候補の山城航太郎投手（4年・福岡大大濠）が救援登板で5イニング無失点と好投し、リーグ戦初勝利を挙げた。 山城は1点ビハインドの6回から登板。自己最長の5イニングを4安打無失点に抑えた。この力投に応えてチームはサヨナラ勝ち。山城は決勝の一打を放った藤森康を抱き締めて、「粘りの投球ができて良かった。もらった勝利。勝てると思っていなかったので、うれしい」と喜んだ。
高校時代は主に内野手だったが、法大では投手に専念。なかなか結果を出すことができなかったが、近鉄と楽天でプレーした高村祐コーチが2月に着任し、指導を受け、メンタルで成長した。24日のドラフト会議を前に初勝利。「これから緊張すると思います」と話した。
中日スポーツ
