「ニコニコ」サイバー攻撃 KADOKAWAグループの複数サーバーに影響
6月8日未明より、KADOKAWAグループのサーバーに対して大規模なサイバー攻撃が発生。6月10日現在も「ニコニコ動画」や「N予備校」など複数のサービスが稼働できない状況が続いている。
6月8日未明より、KADOKAWAグループの複数サーバーで、大規模なサイバー攻撃による障害が発生。6月10日現在も「ニコニコ動画」や「N予備校」など複数のサービスが稼働できない状況が続いている。 ニコニコ、エビテン(ebten)など複数のサービスがダウン 6月10日13時時点の状況は以下のとおり。 ●サービス停止中 ・ニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネル等のニコニコファミリーサービス ・外部サービスでのニコニコアカウントログイン ・学習アプリ「N予備校」 ・KADOKAWAオフィシャルサイト(代替ポータルサイトはこちら) ・エビテン(ebten) など ●対応(ニコニコ) ・復旧作業と並行して攻撃の経路および情報漏えいの可能性を調査中 ・クレジットカード情報の漏洩はなし ●対応(N予備校) ・緊急メンテナンスを実施中 ・一部レポートの提出期限を延長予定 ●対応(KADOKAWA) ・関連するサーバーをシャットダウン ・外部専門家や警察などの協力を得て調査を継続 ・情報漏洩の有無についても調査中 各種情報の漏洩についてはニコニコ、KADOKAWAともに調査中。ニコニコのクレジットカード情報については、自社サーバーに情報をもたない仕組みのため、漏洩はしていないという。 攻撃を受けた各サービスでは原因の調査と復旧作業を進めているが、具体的な復旧時期の見通しは立っていない。 文● @sumire_kon