近畿道が超便利に!? 進行中の「淀川北岸線」計画のスゴさとは すでに一部は開通済み!? 夢の都市計画道路どこまで進んだのか
【国道479号~摂津市内】 国道479号東側は、大道南2丁目まで都市計画幅が確保されており、いかにも「ここに都市計画道路が作られるんだな」とわかる状況です。 ただ暫定開通のままで、最低限の2車線スペース以外はフェンスでふさがれています。 ここは土地区画整理事業が行われたところで、将来を見越して先行で完成形幅が確保された事情があります。長らく中途半端な状況で放置されていることから、2024年3月の大阪市議会でも「何かうまい利活用方法は無いのか、検討していきます」と話題になったばかりです。 そこから先は完全に未開通部で、最終的には神崎川も越えて摂津市内の堤防道路「正雀一津屋線」につながる、という構想もありますが、まだ本格的な検討は始まっていません。 大阪市としては、近畿道・中央環状線に乗りたいクルマにとって、府道16号「大阪高槻京都線」をのぞくと東淀川区内にまともな道路がほとんどなく、狭い生活道路を抜け道通過する交通だらけで危ない状況を是正する手段としての役割を、淀川北岸線に期待しています。 そのためにはまず「道路整備プログラム」にリストアップして事業化の意思表示をする必要があります。新たな10年計画への更新時期が近づいているなか、今後の動向に注目です。
くるまのニュース編集部