《7月24日逮捕》すすきの頭部切断「被害者の頭部を撫でるように触る様子」を動画に収めたのは誰?
遺体を撫でるように触り…… 容疑者一家の猟奇的言動
全国有数の歓楽街にあるラブホテルで見つかった、頭部のない遺体。事件発覚からおよそ3週間後、被害者の頭部を切断し持ち去ったとして逮捕された一家の猟奇性は、日本中を震撼させた――。 【画像】仕事熱心で、患者に優しい医師だった…容疑者一家「戦慄の素顔」写真 容疑者一家の自宅。事件前、帰宅後も家に入らずに車の中で長時間過ごす修容疑者を近隣住民が目撃していた 「’23年7月24日に死体遺棄などの疑いで逮捕されたのは、職業不詳の田村瑠奈(るな)容疑者(当時29)と父親で精神科医の田村修容疑者(当時59)です。翌日には、母親の田村浩子容疑者(当時60)が同じ容疑で逮捕されました。家族3人は殺人の疑いでも再逮捕されています」(全国紙社会部記者) 人間の頭部を切断して持ち去るという犯行の残虐性はもちろん、家族全員が逮捕されるという衝撃の結果に、事件は連日各局のニュースやワイドショーに取り上げられる。その後、警察の調べによって、さらなる事実が発覚した。 「逮捕後、被害者の頭部を撮影した動画が容疑者の自宅から見つかったんです。押収された映像には、手袋を着用した何者かが頭部を撫でるように触る様子が映っていました。警察は容疑者3人のうち誰かが撮った動画とみて、調べを進めています」(同前) 人間の身体を切るばかりか、遺体の一部を映像に収めるという行為に及んでいた容疑者。現在、3人の責任能力が大きな争点となっている。 「容疑者3人は刑事責任能力の有無を調べるために鑑定留置を受けています。留置は8月28日から始まり、期限は’24年の2月末まで。当初、修容疑者と浩子容疑者は鑑定留置の取り消しを求める特別抗告をしていましたが、最高裁に棄却されています。事件の主犯格とみられる瑠奈容疑者の供述は二転三転しており、殺害の詳しい動機はいまだわかっていません」(同前) 発生から約半年。’23年に起きた最もセンセーショナルといえる事件には、多くの謎が残ったままだ。 『FRIDAY』2024年1月5・12日号より
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