西畑大吾、『新・暴れん坊将軍』初の“まげ”姿 松平健も太鼓判「家重役にピッタリ」
異色の殺陣「最初はとても不安でした」
以下、西畑のコメント全文 ――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。 「まさか、松平健さん演じる吉宗の嫡男に選ばれるとは思っていなかったので、めちゃくちゃびっくりしました。長く愛されてきた歴史ある作品に加わることができ、とてもうれしいです。僕が演じる家重は身体の不自由さもあり、将軍家の嫡男であるにもかかわらず、周囲からよく思われていない人物。さまざまなものを背負って生きる彼の思いをどれだけ表現できるか、日々考えながら撮影に挑んでいます」 ――主演の松平健さんとは初共演された感想を教えてください。 「松平さんはひと言ひと言に重みがあり、長年、吉宗を演じてきた歴史を感じさせるお芝居をされます。僕もそれについていかないと、という気持ちで精一杯、頑張っています」 ――まげ姿を披露するのは初めてとのことですが、いかがですか。 「羽二重(かつらの下地となる布)をつけて、時代劇に出演させていただくのは初めてです。最初は塩梅が難しく、『眉毛を上げないで』と注意されることもあって苦労しました。でも、羽二重をつけることで、気が引き締まるんです。特に早朝の撮影だと、目がパッと開く気がして助かっています」 ――左手で洋剣を操るという異色の殺陣にも挑まれていますが、いかがですか。 「家重はレイピアという洋剣で戦いますが、利き手の右手を使わず、左手での殺陣が成立するのか、最初はとても不安でした。そんなとき、松平さんの殺陣シーンを拝見したら、めちゃくちゃすごくて、ひたすらさすがで…。自分も食らいついていかなければと思い、以来、左手を使うことを意識して生活するようにしました。家重なりの戦い方、家重なりの正義をしっかり見せていきたいですね」 ――三池崇史監督とも初顔合わせですが、監督の印象はいかがですか。 「作品は多々拝見していたので大変光栄だなと思いましたが、三池さんといえばバイオレンス作品ですしコワモテな方ですし、やっぱり最初は『怖そうやなぁ』と思っていました(笑)。でもお話しさせていただいたら、とてもフランクで柔らかい方。現場でも『こういう表情をしてほしい』『この角度の視線がほしい』など、身になるアドバイスをたくさんくださり、本当にありがたいです」 ――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。 「『暴れん坊将軍』がこんなにもド派手で面白い作品だと知り、その一員になれてうれしく思っています。『暴れん坊将軍』を初めて見る方も、ずっと応援されてきたみなさんも楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひともご覧ください」
ENCOUNT編集部