笑顔の200メートル、意義実感 聖火ランナーの松村理恵さん
パリ五輪の聖火リレーは終盤に入り、26日の開会式でいよいよ聖火台に火がともされる。23日にはパリ郊外のポワシーで日本人の松村理恵さん(50)がランナーを務め、200メートルの区間を笑顔で走った。「大人も子どもも人種も関係なく、多くの人が楽しんでいた」と意義を語った。 松村さんは2016年から沖縄県恩納村で民泊を運営。民泊仲介大手のエアビーアンドビーに登録しており、同社が大会スポンサーになっていることからランナーに選ばれた。昨年11月に書類を提出し、今年4月に正式に決まったという。 リレー地点には地域の住民らが集まり、松村さんと写真撮影しようと長蛇の列ができた。(共同)