50代、大量の服を手放し「年間35着」に。団地ひとり暮らしの老後をラクにする服の持ち方
つい増えてしまう不要な服を手放す方法を紹介します。すっきりと片づいた団地の家にひとりで暮らす50代のきんのさん。以前は、クローゼットはパンパン、はみ出した衣類は収納ケースに入れるもフタが閉まらないほど洋服を持っていたそう。親の家にあった「衣類ケースや段ボールに詰められた大量の古びた服」を片づけた経験から、自分の服を減らすことを決意。今は年間35着で過ごしているきんのさんに、服の手放し方と増やさないコツを聞きました。 【写真】団地のクローゼットの大きさ
「年間35着で過ごす」と決める
手持ち服を把握するために、クローゼットや収納ケースに入っていた服を全部取り出しました。タグがついたままの着ていない服や20代の頃に購入したもの、イベント時に1回だけ着用した服など、「いつか着るかも」と長年かけて蓄積した服がかなりありました。 老後はラクに暮らしたいので、衣替えしなくても大丈夫なようにクローゼット1つに収まる分だけ服を持つことにしました。やみくもに処分するのではなく、自分の今の生活に合わせて年間どれぐらいのアイテムがあれば過ごせそうかを考えて35着でやりくりすることに。 なにをどれだけ持つかのバランスは今も微調整しながら試行錯誤していますが、服を手放す基準は明確になりました。 <服を手放す基準> ・サイズが合わない ・汚れや色褪せなどが目立つ ・自分に似合わない ・着心地が悪い ・メンテナンスが大変 ・1年以上着ていない
増やさないコツは「1つ捨てたら1つ買う」
せっかく手持ち服を見直し、数を減らしたのにまたクローゼットがパンパンになってしまったという経験はありませんか? じつは私もやりました。 「1つ買ったら1つ捨てる」予定で服を購入したにも関わらず、もったいなくて捨てられず服が増えてしまいました。優柔不断な私は買う前に先に捨てる、「1つ捨てたら1つ買う」ルールに変更しました。 今後も手持ち服を増やさず35枚で着回すために、下記を心がけています。 ・1つ捨ててから1つ買う ・私服をパターン化する ・カラー診断や骨格診断で似合う服に絞る ・なるべく3通り以上着回せる服を選ぶ ・イベント服はレンタルする