ソフトバンクの戦力外23人、今年も”宝の山”になるのか!?
ソフトバンクの戦力外選手が他球団と比べて人材が豊富と話題となっている。ファーム最優秀防御率の三浦 瑞樹投手(盛岡大付-東北福祉大)、二軍で打率4割だった仲田 慶介内野手(福岡大大濠‐福岡大)は他球団からオファーを待っている。 【一覧】ソフトバンク戦力外選手 同球団の戦力外から20年から4年連続で他球団に移籍している。 20年は加治屋 蓮投手(宮崎・福島)が阪神、小澤 怜史投手(日大三島)がヤクルトに移籍した。加治屋は、23年は51試合に登板して、防御率2.56の好成績で日本一に貢献した。小澤は育成でスタートして、2年目の22年に支配下登録となり、10試合登板。23年から2年連続で一軍に定着し、ともに6勝をあげ、通算14勝はすべてヤクルトで手にしたものだ。 21年は川島 慶三内野手(佐世保実)が楽天、渡邉 雄大投手(中越)が阪神へ移籍した。川島は楽天で12試合出場にとどまり現役引退が決まった。渡邉は移籍後の22年にキャリア最多となる32試合に登板し、23年に戦力外通告を受け、現役引退を決めたが、移籍して出場機会を掴むことができた。 22年は松田 宣浩内野手(中京)が巨人へ移籍。長くソフトバンクの主砲として活躍した松田は巨人でプレーした23年が現役最終年となった。 23年は嘉弥真 新也投手(八重山農林)、増田 珠内野手(横浜)がヤクルト、森 唯斗投手(海部)がDeNA、上林 誠知外野手(仙台育英)が中日、九鬼 隆平捕手(秀岳館)はDeNA育成、舟越 秀虎外野手(熊本城北)は巨人育成と6人が他球団へ移籍した。この6人の中で活躍を見せたのは増田。自己最多の52試合に出場して、打率.207、2本塁打、6打点だった。 今回は三浦、仲田含め、23人が戦力外となった。すでに育成契約を結ぶ選手はいるが、今年はどの選手が他球団の移籍オファーを掴むのか注目だ。