【全日本】選手会副会長のMUSASHI 土井に勝利で世界ジュニア挑戦へ「断る理由はないだろ?」
全日本プロレスのMUSASHI(34)が、世界ジュニアヘビー級王者の〝ミスター斉藤〟土井成樹(44)への挑戦を表明した。 3日の後楽園大会ではジュニア10人タッグマッチに出場。ライジングHAYATO、青柳亮生、田村男児、長尾一大心と組み、土井&吉岡世起&佐藤光留&宮本裕向&立花誠吾と対戦した。 10選手が入り乱れる中、10分過ぎにはHAYATO、立花、亮生が次々と空中殺法を披露。MUSASHIも続こうとするが、土井に足をつかまれ阻止されてしまう。 ここから2人のスピーディーな攻防が繰り広げられ、最後はMUSASHIがジュニア王者を丸め込んで直接勝利を収めた。 試合後、MUSASHIは「まずは復帰おめでとうございます」と半月板損傷から復帰したばかりの王者をねぎらった。 その上で「単刀直入に言うよ。その世界ジュニアのベルトに挑戦表明するから受けてくれよ。昨年も挑戦表明したけど『所属じゃない人間とはやんねえ』とか、ああだこうだ言ってた。だけどご存じの通り俺、(昨年7月から)所属だし、選手会副会長だ。所属、選手会副会長、そして直接勝利。こんだけ揃っていたら断る理由はないだろ?」と迫る。 「受けるわけないやろ。副会長になったくらいで挑戦できるんか!」と一度は断った王者だが、会場は大ブーイングに。すると土井も観念したかのように「俺からのご祝儀や。挑戦させたるわ」とついに受諾。注目の王座戦になりそうだ。
東スポWEB