妊活をする女性の9割が「パートナーが妊活に協力的」と実感 費用面では不妊治療の保険適用範囲が拡大しても不満が残る傾向に
妊活歴で費用を悩みに挙げた人の割合を見てみると、妊活歴1カ月未満~3カ月未満の人は35.8%、3カ月以上~6カ月未満の人が50.9%、6カ月以上~1年未満が52.9%、1年以上~2年未満が65.0%、2年以上~3年未満が74.4%と、歴が長くなると費用面での負担も高くなり、悩みの種となっていることが伺える。
また、不妊治療の保険適用範囲が拡大してから、2022年に同社が行った「不妊治療に関する実態調査」で、不妊治療の保険適用範囲拡大についての不満点について調査いたところ、65.1%が「金銭的負担が思ったよりも安くならなかった」と回答。
ほかにも63.5%が「高度な治療については保険の適用範囲外になってしまう」と回答するなど、保険適用で金銭面の負担が軽減されるかと思いきや、まだまだ課題になっていることが明らかとなっている。
■自分が不妊かもしれないと不安な人は約9割、不安な人ほどネクストステップが分からず91.9%が専門家の診断を欲していた!
89.0%が「自分が不妊かもしれないと不安になった経験がある」と回答し、そのうち94.3%が「自分やパートナーに不妊原因がないか知りたい」と考えていることが判明。
しかし、その一方で不安になったことがあると回答した人のうち半数以上の54.0%が、「自身もパートナーもクリニックに通っていない」と回答しており、不安だと思いつつあまり行動に移せていない人が多くいることが明らかに。
また約6割にのぼる59.5%が妊活の際に、「次のステップに進むべきか悩んだ経験がある」と回答し、91.9%は「専門家の意見や診断が欲しい」と回答した。
【調査概要】 調査方法:インターネットアンケート 調査実施機関:エムティーアイ 調査実施期間:2024年1月23~29日 対象地域:全国 対象者:N=585、「ルナルナ ベビー」利用者の18歳以上の女性
<参考> 医療法人浅田レディースクリニック調べ『夫婦間での妊活に関する意識調査』
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