【MLB】メッツのワイルドカード獲得が決定 壮絶なシーソーゲームを制す 9回表リンドーア逆転2ラン
【メッツ8-7ブレーブス】ダブルヘッダー第1試合@トゥルイスト・パーク
日本時間10月1日、ワイルドカード獲得を目指すメッツとブレーブスはレギュラーシーズンの最終決戦であるダブルヘッダーを迎えた。その第1試合はメッツが8回表に6点を奪って逆転したあと、ブレーブスが再逆転したが、9回表にフランシスコ・リンドーアが逆転アーチ。8対7で壮絶なシーソーゲームを制したメッツが2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。メッツ5番手のエドウィン・ディアスはセーブに失敗したものの、40球を投げる気迫のピッチングで6勝目(4敗)をマーク。ブレーブス先発のピアース・ジョンソンは痛恨の被弾で6敗目(6勝)を喫した。 【動画】メッツのフランシスコ・リンドーアが逆転の33号2ランを放つ 勝てばワイルドカード獲得が決まる両チーム。試合を優位に進めたのはブレーブスだった。3回裏にオジー・オルビーズの10号2ランで先制し、6回裏にはラモン・ローレアーノが貴重な追加点となる11号ソロ。先発のスペンサー・シュウェレンバックは7回まで無失点に抑えていた。ところが、シュウェレンバックが8回表の先頭打者に二塁打を浴びて降板すると、2番手のジョー・ヒメネスが3連打を浴びて1点差に。ブレーブスは慌てて守護神ライセル・イグレシアスを投入したが、メッツはホセ・イグレシアスのタイムリーで同点とし、マーク・ビエントスの犠飛とブランドン・ニモの23号2ランで6対3とリードを奪った。 8回裏、ブレーブスも反撃し、ジャレッド・ケルニックのタイムリーで1点を返すと、二死満塁からオルビーズが走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち、7対6と再逆転。試合はこれで決着したかに思われた。しかし、メッツは9回表一死からスターリング・マルテがヒットを放つと、続くリンドーアが33号逆転2ラン。9回裏は前の回から続投したディアスが無失点に抑え、8対7で壮絶なシーソーゲームを制した。この結果、メッツはワイルドカードを獲得してプレーオフ進出が決定。ブレーブスがプレーオフに進むためには第2試合での勝利がマストとなった。