三輪記子弁護士「本当に市民の声を聞けるのか?」不倫で不信任→議会解散の岸和田市長を非難
三輪記子弁護士が25日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。大阪府岸和田市の永野耕平市長が市議会での不信任決議を受け、24日に市議会を解散させたことについて「本当に市民の声を聞けるのか」とコメントした。 永野市長を巡っては、府内の女性から「繰り返し性的関係を求められた」として損害賠償を求める裁判を起こされ、市長が謝罪して解決金を支払うことで和解していた。市長は「不倫の関係にあり、極めて不適切だった」とする一方「性加害や女性の権利の侵害はなかった」と説明した。 これに対し、市議会は今月20日に「大混乱の異常事態を招いた市長の責任は重大」などとして不信任を議決。市長は12月30日までに辞職か、市議会解散しなければ失職することになっていたが、解散を選択した。議員からは「大義のない解散」と反発が出ている。 三輪弁護士は、裁判所からの異例の前文について触れ「『純粋に対等な関係だったと言えない。社会的立場がある人としては、しかも妻帯者であるから自制すべきだった』とまで認定されている。その中で、被害を訴えた方の声を聞かない人が、1対多数や1対市民の関係で本当に市民の聞けるのかが問題だ」と話した。 また「不信任決議は妥当。開き直っているのは本当に政治家としていいのか」と非難した。日本維新の会の処分についても「離党勧告で済ませたのは甘かったと私は見ています」と容赦がなかった。