堂本剛×綾野剛×荻上直子「本来の自分のまま生きることは『孤独』」イヤなものを跳ね返す“孤独力”の大切さ
綾野剛「自分じゃない“誰からしさ”を探す旅がとても幸せ」<o:p></o:p>
この流れで、堂本さんから「うまくいかなかった時期はありますか?」と尋ねられた綾野さんは、「主観で考えると、うまくいっている気がまったくしない。自分じゃない誰かに、かなり恵まれていたんだなと思います」と語りました。 綾野:僕も「自分らしさ」って何だろうって。年間で自分を生きているよりも、役を生きている時間のほうが長いので、そういうところを感じたことは、いっぱいありました。でも僕は、ただただ、役者という仕事が大好きで、ずっと片思い中みたいな感じで。自分らしさとか本来の自分というのを探す旅よりも、自分じゃない“誰からしさ”を探す旅がとても幸せで魅力的だと感じて。 堂本:うん。 綾野:今関わっている人たちの“らしさ”を見つける喜びというか、幸せというか。たぶん、僕しか感じていない剛さんの「らしさ」、荻上さんの「らしさ」。僕が感じているもの一つひとつを見つけていくことが、結果、自分らしいってことなのかもしれない。 綾野さんは「関わっていく人たちや、グルーブを作っていく人たちのことを愛おしいと思う、その感覚をすごく大事にしています」と丁寧に語り、堂本さんと荻上さんは、うなずきながら聞き入っていました。 『ボクらの時代』2024年10月20日放送より
めざましmedia編集部