「朝霧JAM ’24」富士山を一望するキャンプフェス、絶対に行くべき6つの理由
4. ライブとキャンプ以外にも楽しみ満載
朝霧JAMといえば、富士山を見上げながらのラジオ体操や朝ヨガも恒例となっている。さらに、マーケットエリアの一覧を見てみると、個性豊かな服や小物のお店によって販売の他にも、ものづくりを体験できる様々なワークショップが企画されていることに驚く。子どもたちで賑わうKIDS LANDでは、和太鼓体験、大縄跳び、焚き火などのアクティビティも充実している。 フジロックにもある「どん吉パーク」にはドッグランなどの愛犬のためのゲームも用意されており、ペット同伴でも気軽に参加できるのも嬉しいポイントだ。(※ペットの詳細はこちら)。また、昨年に引き続き、サウナエリア「サウナ・サンセット」がCAMP SITE B内に登場。富士山を眺めながら「ととのう」ことができるフェスは他にないだろう。 ペット同伴でも楽しめる(Photo by 宇宙大使☆スター)
5. 地産地消にこだわったフェスグルメ
朝霧JAMは「フェス飯」も抜群に素晴らしい。地元の人々と協力し、環境保護や地域活性化にも積極的に取り組んでいることもあり、地産地消にこだわった出店も多い。例えば名物の富士宮やきそばはもちろん、富士山麓育ちのブランド肉料理、ジビエ料理、魚料理などに加えて酪農で有名な朝霧高原の牛乳を使った料理の数々など、枚挙にいとまがない。さらに、フジロックからは「ところ天国&苗場食堂」や「ピーターパン Café」も出店。ライブもキャンプも全力で楽しめるよう、現地の食材でしっかり蓄えよう(※出店店舗はこちら)。
6. 生で体感してこその感動と興奮
ここまで様々な視点から朝霧JAMを紹介してきたが、やはりその魅力は富士山麓という特別な場所で、音楽と自然と人々が交わる総合的なフェスティバル体験ということに尽きる。 筆者は昨年、本誌での取材で初めて朝霧JAMを体験した。青空の下、会場に広がるテント群と雄大な富士山がツアーバスの窓から見えた瞬間の高揚感、夜空に広がる満点の星々が忘れられない。その魅力にすっかり取りつかれ、今年は自費で入場チケット、バスツアー、レンタルテント券まですべて購入した。ラインナップも楽しみだが、あの場所にたどり着いた瞬間の興奮をまた味わいたい。朝霧JAMはそんなふうに思えるフェスなのだ。 ちなみに、持ち物はプランによって大きく変動するのでここでは触れていないが、会場の標高は約700~1000メートル。今年は昨年より2週間早めての開催だが、夜はかなり冷え込むのでくれぐれも防寒対策は忘れずに。 --- 「朝霧ジャム’24 (It’s a beautiful day~Camp in ASAGIRI JAM’24)」 開催日:2024年10月12日(土)・13日(日) 会場:富士山麓 朝霧アリーナ
Shunichi MOCOMI