中上貴晶、セットアップが決まらず不完全燃焼に終わる「問題点を分析し次戦に挑む」／第1戦カタールGP 決勝
3月10日、2024年MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラスの決勝がロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶（イデミツ・ホンダLCR）は19位でフィニッシュ。ポイント獲得には至らなかった。 【写真】中上貴晶（イデミツ・ホンダLCR）／2024MotoGP第1戦カタールGP 決勝（21周）を19番グリッドからスタートした中上は、序盤から思うようにペースを上げることができず、前日のスプリントと同じ19位でレースを終えた。 スプリントから決勝に向けて、セッティングを開幕前テストの状態に戻した結果、前日のスプリントより連続周回のタイムは向上したが、テストでマークしたベストタイム、そして連続ラップには届かなかった。 開幕戦となった今大会はフリー走行、プラクティス、そしてスプリント、決勝とセットアップが決まらず、中上にとって不完全燃焼のものとなった。第2戦ポルトガルGPに向けて問題点を解明し、前進を目指す。 ■イデミツ・ホンダLCR 中上貴晶（決勝：19位） 「難しいレースウイークになりました。正直、もっといいレースをして自分にとってもチームにとっても、結果を出したかったです。開幕前のテストでは、1分53秒台で連続ラップできていましたが、今日は1分53秒台後半から54秒前半がやっとでした。その原因をしっかり分析して、次戦に挑みたいです」 [オートスポーツweb 2024年03月11日]
