靴下は「黒かグレー」、タイツは「黒の40デニール」冬の足元ファッションの極意/スタイリスト福田麻琴
ポッドキャスト&Voicyで配信中♪ 週末の夜のお供に、福田麻琴さん&LEEweb副編集長内海のゆるトーク
人気スタイリストの福田麻琴さんとLEEweb副編集長内海が大人のおしゃれについてのアレコレをゆるりとお話するポッドキャスト、毎週土曜日20時配信です。本日配信第88回は、リスナーの方からいただいた以下のご質問について。 「毎週楽しみに聴いてます。カフェで隣の人の会話を聞いているようなトークが絶妙です勿論内容も。喜多編集長のPCは正座して聞いてる感じ? 緊張感があって良いです。お悩み相談です! 素足から靴下やタイツが増えてきましたが私はどうもこの靴と靴下の合わせ方が苦手です。靴下と靴の色、ローファーは? スニーカーは? ビビッドな色は? 黒以外のタイツどう履く? 結局無難になりがちです。アドバイスお願いいたします!」 最近、音声の方でお便りがたくさん頂いて浮かれきっている福田でございます。 素直に…嬉しい! だって、この音声を聞いてくれているってことだし、お便りをくれるなんてそれを書いてくれる行為もあるわけだし、それが質問でも相談でもなく、楽しく聞いてますって内容だって、とにかくやっぱり嬉しいんです! みなさま、ありがとうございます! このお便りの中で、もう少し張り下げたいテーマがあったので、今回はそのお話です。 秋冬は素足ってわけにいかないので、必然的にボトムと靴の間には靴下やらタイツがあるわけでして。 そこがうまくいかなくて困っています、というご相談でした。 わかります。 とっても。 この「靴、靴下問題」は雑誌の企画にもよくなる永遠のお悩みなんですよね。 私も何度かこの企画を担当させて頂いた記憶がありますわ。 その時なんて言ってたか…それはちょっと記憶にないのですが(笑)、2024年の私なりに出した答えがあります。 それは「靴の色、ボトムの色に合わせよ!」です。 え?何それ?ちょっと簡単すぎるんじゃない? いえいえ、コーディネートってシンプルに考える方が上手くいきます。特に大人は! 考え始めるとドツボにハマって、色々こねくり回したりしてみるのですが、結局最初のコーディネートに落ち着くというのはスタイリングあるあるです。 コーディネートは最初のフィーリングが大事だと思っています。 間違いがない、正解がないものなので、ご自分のなんかいい!なんか違う!そういう感覚を大事になさってくださいませ。 とはいえ、この靴、靴下問題、不安なままなんかいい?なんか違う??だと、1日気持ちよく過ごせないものです。 見えるか見えないかわからないものこそおしゃれって出るものですからねぇ。なので今年私が導き出したのは、靴、またはボトムの色に合わせよ!です。 小さな面積の靴下ですが、おしゃれの真髄はここにあります。 なので、時には着ているものより目立ったりしちゃいます。 ポイントにするなら、コーディネートをワントーンでまとめて、靴下に色を持ってくるのはアリですが、そうじゃないなら靴下をポイントにする必要はないんです。 だから馴染ませるのが一番。 毎日たくさんのコーディネートを作りますが、出番が多い靴下は黒、グレーやキャメルなど、靴やボトムに多い色です。 今の気分は効かせるより馴染ませるです。 【音声とメッセージの続きはLEEwebで!】 ──── 福田麻琴 Makoto Fukuda スタイリスト 1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。 Stylist福田麻琴の「おしゃれって何さ!?」 から