救急隊員に頭突き、救急車蹴ってガラス割る 泥酔男を逮捕
救急隊員にけがを負わせ、救急車のドアガラスを割ったとして、京都府警福知山署は31日、公務執行妨害と器物損壊の疑いで、福知山市内の職業不詳の男(25)を現行犯逮捕した。 同署によると、31日午前7時20分ごろ、男の家族から「自宅トイレで、泥酔状態で嘔吐を繰り返している」と119番通報があった。福知山消防署東分署の隊員が駆け付けたところ、男は隊員に頭突きの暴行を加えたうえ、家の前に止めてあった救急車の運転席側窓ガラスを蹴り割った疑い。 通報を受けて到着した警察官が現行犯逮捕した。暴行を加えられた隊員は、こめかみを切る軽傷を負った。東分署では、救急車損壊の影響で出動可能台数が減っている。 福知山署の調べに対して、男は黙秘し、アルコール検査も拒否しているという。