アーセナルからセリエAへ向かった男がリーグ最高の左SBへ? すでに“7アシスト”を決める超攻撃型SBの覚醒
セリエAアシストランク1位に
セリエA第10節までを消化し、サイドバックの選手がアシストランクでトップに立っているとは予想外だったか。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] 今季開幕からアシストを量産しているのは、アーセナルからラツィオにレンタル移籍しているポルトガル人DFヌーノ・タヴァレスだ。 左サイドバックを本職とする24歳のタヴァレスは2021年にベンフィカからアーセナル入りしたが、アーセナルではポジションを確保できなかった。マルセイユ、ノッティンガム・フォレストとレンタル移籍を続けており、やや影が薄くなっているところもあったと言える。 それがラツィオにレンタル移籍した今季は、7試合に出場して7アシストを記録。左サイドからタヴァレスが仕掛ける攻撃はラツィオの生命線となっている。 仏『Foot Mercato』も「タヴァレスがラツィオの新皇帝となる」と絶賛していて、左サイドバックの選手が攻撃面の皇帝になるのはレアケースと言えよう。 チームを指揮するマルコ・バローニも左サイドの攻撃を強化したかったようで、タヴァレスの能力を絶賛している。 「タヴァレスは素晴らしい可能性を秘めた選手だよ。彼がアーセナルから目をつけられたのも不思議ではない。夏の段階では怪我を負っていたから獲得のリスクもあったけど、彼にクオリティがあることは分かっていた。チームでは右からのクロスが多かったから、左サイドからプッシュしてくれるタヴァレスのような選手が必要だったんだ」 同メディアは早くも現セリエA最高クラスのレフトバックかとも伝えているが、このままアシストを量産する場合はそのような評価となるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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