テイラー・スウィフト、ハリス氏への支持を表明 ―「自ら調べた上での私の決断」
テイラー・スウィフトが火曜夜、自身のインスタグラムで大統領選挙におけるカマラ・ハリス氏への支持を表明。自身のファン「Swifties (スウィフティーズ)」に11月の選挙で投票するよう呼びかけた。 テイラー・スウィフト、ハリス氏への支持を表明 ―「自ら調べた上での私の決断」 「皆さんと同じように、私も今夜の討論会を見ました」と、ハリスとトランプの討論後に2億8300万人のフォロワーに向けて投稿したスウィフト。「今が各候補者の政策やスタンスを調べる良いタイミングです。私は必ず、彼らの政策やこの国の将来への展望についてできる限りの情報を集めるようにしています。」と続けた。 また、スウィフトはAIにより生成された、自身の偽のトランプ支持メッセージが拡散されたことに言及。「誤情報に対抗する最も簡単な方法は真実を伝えること」とし、「私は2024年の大統領選挙でカマラ・ハリスとティム・ウォルツに投票します」と明言した。 さらに「ハリス氏は私が必要だと感じる権利や課題のために戦ってくれる人」と述べ、「彼女は冷静で才能あるリーダーです。ウォルツ氏(副大統領候補)もLGBTQ+の権利や女性の身体の自己決定権を長年守ってきました」と称賛。 「これは自ら調べた上での私の決断です。みなさんも彼らについて調べ、自分の選択をしてください。」と綴り、有権者として候補者の政策や計画について十分に調べることの重要性を強調した。 最後に、スウィフトはファンへ選挙登録を呼びかけ、「愛と希望を込めて。テイラー・スウィフト、チャイルドレス・キャット・レディ(子供のいない猫好き女性)より」と署名して締めくくった。これは、トランプ氏の副大統領候補J.D.バンス氏による、過去の女性差別的な発言を皮肉ったものだとみられる。 スウィフトは長らく政治的な発言を避けていたが、2018年の中間選挙で民主党候補を支持し、2020年にはバイデンの支持を表明している。 ※本記事は英語の記事から抄訳・編集しました。
The Hollywood Reporter Japan 山口 京香/Kai Yamaguchi