【MLB】ヤンキース首位陥落 抑えのホームズが逆転サヨナラ満塁弾浴びる 今季11度のセーブ失敗はメジャー最多
【ヤンキース4-7xレンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間9月4日、ヤンキースは敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ3連戦の2戦目を迎え、1点リードの9回裏に抑えのクレイ・ホームズを投入したものの、まさかのグランドスラムを被弾。4対7で逆転サヨナラ負けを喫し、オリオールズに抜かれてア・リーグ東地区の2位に転落した。レンジャーズ6番手のウォルター・ペニントンはデビュー10登板目で記念すべきメジャー初勝利(0敗)をマーク。ホームズは5敗目(2勝)を喫し、今季11度のセーブ失敗はメジャー最多となっている。 【動画】レンジャーズのワイアット・ラングフォードが逆転サヨナラ満塁弾を放つ 4回裏にジョシュ・ヤングの6号ソロで先制を許したヤンキースだが、先発のカルロス・ロドンは6回までに11個の三振を奪い、1安打1失点という見事なピッチングを披露。打線もロドンの好投に応え、7回表にアレックス・バーデューゴのタイムリーなどで2点を奪って逆転した。8回表には二死満塁からアンソニー・ボルピーに2点タイムリーが飛び出し、貴重な追加点をゲット。8回裏にエラー絡みでピンチを招き、ヤングのタイムリーなどで1点差に詰め寄られたが、リードを保ったまま最終回を迎えた。 ところが、今季29セーブを挙げているホームズが大誤算。先頭を内野ゴロに抑えたあと、カーソン・ケリーのヒットと連続四球で満塁のピンチを招き、ワイアット・ラングフォードに対してフルカウントから投じた7球目、甘く入ったスライダーを仕留められ、10号逆転サヨナラ満塁弾を浴びた。ホームズのセーブ失敗は今季11度目。40度のセーブ機会でセーブ成功率は75%を下回っており、防御率も3.27と安心して最終回を任せられない状況だ。プレーオフに向け、勝利の方程式の再構築を迫られることになるかもしれない。