トヨタの軽はここから始まった! [ピクシススペース]の気合いがハンパなかった!! オラオラ顔のカスタムもあったぜ
■ピクシスジョイ・ピクシスメガと続くが奮わず
2017年に姿を消したピクシススペース。後継はピクシスジョイ(ダイハツ・キャストOEM)となるが、高級軽自動車路線のジョイでは、ピクシススペースのユーザーを完全に引き継ぐことはできなかった。 次いで登場したダイハツ・ウェイクのOEMであるピクシスメガも同様。結局のところ、ピクシススペース亡き後は、トヨタの軽自動車販売も縮小傾向になり、現在では3車種(うち乗用車は1車種のみ)で落ち着いた。 現行のダイハツ軽では、タフトやムーヴキャンパスあたりがOEMでピクシスシリーズに入ってくれば面白そうだが、昨今の情勢ではそれも難しいだろう。 今では失敗事業ともとられてしまうトヨタの軽自動車販売だが、ピクシススペースのいた約6年間は成長を続けていたような気がする。トヨタディーラーの中には、もう一度軽自動車に力をと思っているところもあるだろう。 起爆剤になるのは1台のクルマだ。ピクシススペースのような本気の軽が、トヨタに復活することを、心から願っている。