21歳の竹田麗央がツアー初V 地元大会で「まさか優勝できるとは」
◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(14日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6518yd(パー72)◇晴れ(観衆3408人) 【画像】オーガスタで見つけたカッコいい「マスターズ」仕様ギア 3位で出た竹田麗央が3バーディ、1ボギー「70」で通算7アンダーとし、3打差の首位でスタートした岩井明愛を逆転。プロ3年目でのツアー初優勝を地元・熊本で飾った。 竹田は2003年生まれの21歳。母は女子プロの平瀬哲子で、叔母は1993、94年と2年連続賞金女王に輝いた平瀬真由美というゴルフ一家で育った。プロテスト合格は2021年で 尾関彩美悠や櫻井心那らと同期。今季は初めてシード選手として参戦し、シーズン4度目の最終日最終組で念願の初タイトルをつかんだ。 優勝スピーチでは「子どものときから観戦していた大会で、まさか自分が優勝できるとは思っていなかったので、すごくビックリしていますし、すごくうれしい。来週からも優勝争いをして、早く2勝目を挙げられるように頑張ります」と述べ、地元で飾った初優勝のよろこびを表現した。 2打差2位に今季2勝の鈴木愛、鶴岡果恋、イ・ミニョン(韓国)の3人。通算4アンダー5位に山下美夢有、青木瀬令奈、高橋彩華、桑木志帆、脇元華が続いた。 大会連覇がかかっていた岩井明は「77」と崩れ、通算3アンダー10位だった。 小祝さくらは2アンダー15位。竹田、岩井明とともに最終組を回った尾関は1アンダー18位。原英莉花、岩井千怜はイーブンパー22位。昨季4勝を挙げた櫻井は6オーバー43位で終えた。 <上位成績> 優勝/-7/竹田麗央 2T/-5/鈴木愛、鶴岡果恋、イ・ミニョン 5T/-4/山下美夢有、高橋彩華、青木瀬令奈、桑木志帆、脇元華 10T/-3/岩井明愛、河本結、神谷そら、木村彩子、天本ハルカ