「離婚後夜」ついに最終盤へ。久保田紗友が香帆との意外な共通点、今作への思い明かす
佐野晶哉(Aぇ! group)主演、久保田紗友、長谷川慎(THE RAMPAGE)が共演する、ドラマL「離婚後夜」(ABCテレビ・テレビ朝日)も残り1話。恋に不器用ながらも、真っすぐでいちずな主人公・伊織(佐野)、妻・香帆(久保田)を失って初めて彼女の大切さに気付く真也(長谷川)、離婚し新たな人生を歩む決意をしながらも伊織と真也の間で揺れ動く香帆を描く純愛ストーリーだ。 今回は、注目の最終盤を前に、ヒロイン・香帆を好演している久保田のコメントが到着。相手を優先するあまり自分を愛せない香帆の内に秘めた思いは、本作のラストピースともいえる重要ポイントとなる。そんな香帆の内なる変化を繊細に演じてきた久保田が、香帆との意外な共通点を語った。
物静かで本音をなかなか表に出さない香帆というキャラクターを、「地味で弱そうでいて、だけど内に秘めた信念は強くて…。最初に台本を読ませていただいた時は、こういうヒロインの在り方って珍しいなって思っていました。原作では香帆が主人公ですが、明るさや前向きな一面も、根拠のない自信もないんですよね。だけど…香帆がポジティブさを持ち合わせていないっていう部分から、物語が始まるというところが私にとっては斬新で、魅力的だなって感じました」と語った。 地味な見た目で物静かな香帆。しかし、真也との離婚、そして伊織との出会いなど、その心象の変化とともに服装やメークも徐々に変わっていく繊細な役どころだ。そんな変化を、「何よりも、衣装や眼鏡、メークの力もですし、監督お三方の演出の力があってこそだと思っています。実際にお芝居をしてみた時に、台本では感じ取れなかった心が動く瞬間も多くありました。私は台本に描かれている言葉の先に、何が待っているのかを考えて演じさせていただいただけ…キャストやスタッフの皆さん、いろんな力が合わさって作品に結実したとあらためて感じています」と、その裏側を述べる。