【ジャパンC】1週前追い ジャスティンパレスは坂路で併せて自己ベストを計時
《栗東》天皇賞・秋1着ドウデュース(友道、牡5)は、武豊騎手を背にCWコースで3頭併せ。直線では最内から鋭く伸び、ラスト1ハロン10秒9(6ハロン80秒9)を計時し、レッドラディエンスに4馬身半、サトノグランツ(ともにOP)に1馬身先着した。鞍上は「この馬はいつもいいですからね。何も気になるところはありません。少し促すと加速しますね。スピード違反で捕まるわ(笑)」と冗談を交えて順調ぶりをアピール。友道調教師も「相変わらず元気がいい」と目を細めた。 同4着ジャスティンパレス(杉山晴、牡5)はC・デムーロ騎手が騎乗して、坂路で4ハロン51秒6-12秒5の自己ベストを馬なりで更新。併せたカナウ(2勝)にクビ先着した。杉山晴調教師は「鞍上にコンタクトを取ってもらうのがメインでした。行きっぷりがよくて前に出たけど、無理はしていません。オーバーワークというイメージではないです」と話した。 凱旋門賞12着から帰国初戦となるシンエンペラー(矢作、牡3)は坂井騎手を背に、CWコースで6ハロン81秒2-11秒0。ゴール前で仕掛けられるとカフジオクタゴン(OP)、グラヴィス(1勝)にともに1馬身先着した。吉田助手は「今までの放牧帰りに比べると乗り込んで、体も緩めずにきています。最後も伸びていて、ラスト1ハロンの時計も出ている。順調に来られています」と好気配を伝えた。 京都大賞典11着ブローザホーン(吉岡、牡5)は、坂路でロードアウォード(OP)と併せ馬。4ハロン55秒1-13秒1を計時して、クビ先着した。吉岡調教師は「休み明けは苦手なのか、前走は動けなかったですね。確実に状態は上向いています。先週もよかったけど、気持ちのスイッチが入ってきています」と語った。