巨人投手では17度目の“ノーノー” 生え抜きでは槙原寛己30年ぶり…巨人記録室
◆JERA セ・リーグ 阪神0―1巨人(24日・甲子園) 巨人先発の戸郷が甲子園の阪神戦でノーヒットノーランを達成した。昨年9月9日のロッテ戦で記録した山本由伸(オ)以来プロ野球89人目、101度目(セ42人目、45度目)。 巨人投手では18年7月27日の中日戦でマークした山口俊以来13人目、17度目。チームの生え抜き投手では、94年5月18日の広島戦に完全試合で記録した槙原寛己以来、30年ぶりだ。 スコア1―0での達成は、04年10月4日広島戦の井川慶(神)以来、21人目(22度目=金田正一が2度)。巨人投手では1936年9月25日のタイガース戦で、プロ野球初のノーヒットノーランを記録した沢村栄治、39年11月3日セネタース戦の中尾輝三に次いで3人目になる。 阪神戦で達成した巨人投手は、2度の沢村栄治(他に40年の名古屋戦と合わせ通算3度)に次いで2人目。沢村は前記36年のプロ野球第1号を甲子園、37年5月1日には2年連続で球界2度目のノーヒットノーランを洲崎で記録。伝統の一戦で戸郷が歴史的な快投を見せた。(阿部 大和)
報知新聞社