【太って見える原因は“スウェイバック”!?】猫背よりヤバい体形崩壊に繋がる「スウェイバックダメダメ習慣3選」
猫背、反り腰以上にもっと体型雪崩を起こす「スウェイバック」姿勢が、座り時間の長い女子に急増中。今回は、あなたももしかしたらなっているかもしれない「スウェイバック」を解説! 〈画像で見る〉あなたもやってない?体型崩壊に直結する「スウェイバック」ってどんな姿勢?
お話を伺ったのは……森 拓郎さん
運動指導者 運動や食事などさまざまな角度からボディメイクを提案する人気ボディワーカー。SNS総フォロワー数27万人以上、著書累計販売数100万部超え、国内最大級のオンラインレッスンも話題。著書に『脚やせ本 一日2分で細くなる』(講談社)など。
猫背よりヤバい!?スウェイバックで体形崩壊が起きる!
猫背や反り腰などの悪い姿勢が習慣になると、姿勢を保つための筋肉が弱くなり、骨盤が前へスライドします。そのため背中は後ろに反って、首は前へ出て、骨格を互い違いにずらしながらバランスをとっている状態がスウェイバック姿勢です。この姿勢だと、内臓の位置が落ちて下腹が出て、体の重心が下がるのでバストやお尻が垂れ、骨盤を支えるために前ももが張り出し、体形がどんどん崩れて、太って見えます。特に長時間のデスクワークは骨盤を後ろに倒して背中を丸め、首を前に出すことが多いので、スウェイバックになりやすい姿勢です。改善するためには、正しい骨盤の位置をキープできるように、筋肉を調整しましょう
生活習慣の悪いクセで猫背+骨盤が前にスライドした姿勢【スウェイバック】
スウェイバックとは? 腰の横に突き出た大転子という骨がくるぶしより前に出ていたらスウェイバック姿勢。正しい姿勢を支える体幹の筋肉が弱くなって、骨盤が前にスライドし、それを支えるため背中は後ろへ、首は前に出て、バランスをとって立っている状態。崩れた骨格のせいで、なだれのように体型崩壊が起こる。
スウェイバックダメダメ習慣3選
電車のドアにもたれかかる 電車で立っているときに、自分の力で立たずに、ドアや手すりにもたれかかるのはNG。体幹筋の力が抜けてしまい、骨盤が前にスライドしないと体を支えられなくなる。
立っているときにお腹を押しつける コピー機にお腹を押しつけて立ったり、キッチンのシンクにお腹をつけてよりかかったりしていたら、スウェイバック姿勢。自分の力でまっすぐ立つ訓練をしよう!
座ったときにお腹がぽっこり イスに座ったときに背もたれによりかかり、お腹が縮んで下腹がぽっこり出て、さらに背中が丸まっていたら要注意。その状態から立つと、骨盤が後ろに傾いたまま前にスライドして、スウェイバック姿勢になる。 撮影/市谷明美 モデル/横川莉那 イラスト/ヤマサキミノリ 取材・文・構成/山本美和 Edited by 岡部 奈央子
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