大泉洋、大御所・柄本明にも容赦なし ボヤキまくり 堤真一や北村一輝とも軽妙に
大泉洋、長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠監督が映画『室町無頼』(25年1月17日)ジャパンプレミアに登壇した。 【動画】大御所・柄本明にも容赦なく絡む大泉洋。堤真一・北村一輝とも軽妙なやりとり 自らの力で時代を切り拓いた「無頼」たちを描いた垣根涼介氏による同名小説が原作。歴史に残された史料は少ないが、「無頼」たちは確かに実在し、腐りきった政治と世の中を叩き直そうと、命がけの戦いに挑んだ男たちの姿を描く。 大泉洋が演じるのは、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人・蓮田兵衛(はすだ ひょうえ)。そして、柄本明は、一見ヨボヨボだが、棒術の達人で兵衛と才蔵の師匠の唐崎(からさき)の老人を演じた。 和装姿で登場した面々。冒頭、大泉は目の前にある大きな幕を一刀両断し、ビシッと剣さばきを見せ会場を沸かせた。トークでは、ユーモアを交えつつ撮影を振り返るも、柄本に「柄本さんが一つも笑わない。もうしょっとお付き合いできませんかね。くすっとしたり。さっきから怖いんだよ」と絡んだ。「どうもすみません」と笑う柄本の姿に会場が笑いに包まれた。 更に、柄本にも劇中で、棒を巧みに使うシーンがあるそうで、大泉は「それを練習なさったって聞いて。これを言うと失礼かもしれないけど、練習するような人には見えないんですよ。僕だったら断りますよ」と放つと、「練習するのよ、俺」と返す柄本は「だってそういう仕事じゃん」と真っ当に言い返され、何も言えない様子。そんな柄本の仕事に向き合う姿勢に会場から拍手が上がった。 だが、大泉は、「燃やしてでも帳消しにしてしまいたい2024年のエピソード」を告白する場面で再び柄本に絡む。撮影で7針縫うケガをし、治療中あまりの痛みに大声を出したとして「うわーっ!」と再現。その声が自分でも『ドラゴンボール』の悟空の叫びに似ていると思ったのか「フリーザーッッ!」と言い換えて叫んだ。司会者から「違う違う」と冷静にツッコまれるも、大泉は柄本に「フリーザ、ご存じないですか?」と絡み。きょとんとする柄本は「よくわからない」とし、会場は再び笑いに包まれた。