【髙橋 藍選手】慣れない海外生活でスキンケアに開眼。「美容もバレーボールも日々の積み重ねが大事」
「明日の私をMAKEしよう」をテーマに、各界の話題の人にインタビュー。今回登場してくれたのは、バレーボール選手として初めてコーセーとスポンサー契約を結び、雪肌精のアンバサダーに決定した髙橋藍選手。バレーボール界注目のスター選手に、日々の美容習慣や逆境を乗り越える強いメンタルの秘密に迫った。 【写真】バレーボールプレイヤー・髙橋藍選手
慣れない海外生活でスキンケアに開眼。肌の調子がいいと自信を持ってプレーできる
「美容もバレーボールも日々の積み重ねが大事。すぐに結果が出るわけではないけれど、手を抜くと悪くなるのは一瞬だから」 毎日欠かさない美容習慣について尋ねると、スポーツ選手らしい表現をしてくれた髙橋選手。約1年前から、本格的にスキンケアをするようになったという。 「子供のころはよく皮膚科に通っていたほどトラブルが多くて、肌が敏感だったんです。3年前にイタリアに拠点を移したときも、水や食生活の変化ですごく肌が荒れました。とはいえ、ケアに力をちゃんと入れていたわけではなくて。去年の春におすすめされて初めて薬用雪肌精を使ってみたら、手離せなくなり、スキンケアの大切さを実感しました」 現在愛用しているのは、薬用雪肌精の化粧水と乳液。 「冬のイタリアはかなり乾燥しますし、練習終わりにシャワーを浴びて帰ったりもするので、保湿は意識しています。これまで使っていたものよりも新しい薬用雪肌精のほうがしっとりする気がします。美白にも肌荒れ防止にも効果があるのは心強いです。雪肌精はさわやかで香りも大好きなんです。メンズでも使いやすいですしね。そもそもスポーツ選手が化粧品のアンバサダーを務めることは珍しいので、お話をいただいたときはすごく嬉しかったです。こまめにケアしなければという気持ちになり、枕カバーを毎日取り替えたり、肌に触れるものにも気を遣うようになりました。アンバサダーに就任してから、美容意識がより高まった気がします」 コーセーは、グローバル・ジェンダー・ジェネレーションをボーダレスに展開する「3G」をキーワードに推進中で、雪肌精はまさにこの考え方を象徴するブランド。長時間に及ぶ広告撮影でも、髙橋選手は最後まで笑顔で集中して挑んだそう。今年の初めに公開された広告には、「逆境すら楽しむ、それが自分を強くする」という印象的なコピーが添えられていた。 「人生にはいいこともありますけど、それ以上にしんどいことのほうが多いと思うんです。イタリアでの挑戦でも、日本代表でも、やっぱりしんどい状況は必ずあった。だからこそ、起きたことを考え続けてもしょうがないんですよね。いかにポジティブに捉えて楽しめるかが大事。これまでにも、逆境を乗り越えた先には必ず強い自分がいました。その経験があるから、何が起きても『強くなれるチャンスだ』と思考をポジティブに変えられていると思います」 バレーボール界の中にも美容意識が高い人は多く、特に永露元稀選手や小川智大選手と情報交換することがあるそう。直接プレーに関係ないように思える美容だけれど、スポーツ選手にとってどんな影響を及ぼすものなのか。 「自分の場合はお客さんの前でプレーをすることが多いですし、試合がテレビで放映されることもあります。人前に出る立場としては、肌の調子がいいと自信を持って人と話すことができるし、さらに自信を持ってプレーができる。美容はスポーツをする上でもすごくプラスの影響を与えてくれるものだと思います。プレー中の写真がよく撮れていたら、自分的にもやっぱり嬉しいですしね(笑)」 ●ヴェロバレー・モンツァ 髙橋 藍さん 2001年9月2日生まれ、京都府出身。イタリア・セリエAのヴェロバレー・モンツァ所属。小学2年生のときに兄の影響でバレーボールを始め、東山高等学校時代にキャプテンとして全国優勝。日本体育大学に進学し、2021年のネーションズリーグで国際大会デビュー。同年、史上最年少の19歳でオリンピック出場を果たした。2023年のパリ五輪予選では出場権獲得に貢献。 写真提供/コーセー 取材・文/松山梢 企画・編集/福島美歩(MAQUIA ONLINE)