緑化ボランティア「みどりのサポーター」発足20年 記念イベントでクリスマスリース作り
京都府長岡京市の身近な公園や道路で緑化推進や環境美化に協力する市民ボランティア「みどりのサポーター」の制度発足20年を記念したイベント「みどりで笑顔のつどい」が14日、天神4丁目の中央公民館で開かれた。参加者はクリスマスリース作りや活動発表を通し、暮らしに潤いを与える緑の魅力に触れた。 市緑の協会の主催。サポーター制度は2004年の創設で、今年11月時点で106団体1268人が登録している。つどいはこれまで年1回、サポーターを対象に開かれていたが、節目を記念して今回は一般市民も来場できるようにした。 特別に企画した「みどりのクリスマス会」では、参加者が植物のつるで作った円形のリースの土台にヒバやゴールドクレストなどを取りつけた後、松ぼっくりやヒイラギ、クロガネモチ、綿などを飾り付けた。リボンで仕上げ、赤、緑、白といったクリスマスカラーのリースの出来栄えに笑顔を見せた。 また、本年度でサポーター活動が10年となる「市ゲートボール協会」や「やすらぎクラブ長岡京」「下海印寺長寿会」など計11団体を表彰した。活動発表では「ふれまち河陽が丘」と「開田下ノ町緑の会」が取り組みの内容を紹介した。 冬の風物詩で、縁起物として正月飾りにも用いられる「紅白のハボタン」もプレゼントされた。