とんでもない才能! 欧州で大活躍する10代の逸材(2)来季はマンC入り!? 大躍進クラブで輝く19歳
優秀な若い才能は早いうちにビッグクラブのスカウトの目に留まり、10代で一流クラブでデビューする選手も多くいる。そして、トップチームでもその才能を発揮して価値を高める選手も少なくない。今回は、いま欧州で大活躍している10代の逸材をピックアップして紹介する。※成績は15日時点の『transfermarkt』を参照。各種スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照
FW: サヴィーニョ(ブラジル) 生年月日:2004年4月10日 所属クラブ:ジローナ 23/24リーグ戦成績:24試合5ゴール7アシスト 市場価値:3000万ユーロ(約42億円) 今季ラ・リーガ優勝争いに参加し、大きなサプライズとなったジローナでサヴィーニョ(サヴィオ・モレイラ)は一際輝いている選手の1人だ。 現在19歳のウィンガーは、2022年6月にトロワ(フランス)に加入し、その後PSVアイントホーフェン(オランダ)へレンタル移籍する。PSVでは2部に所属するリザーブチームでのプレーが中心で、1部での出場機会は限られていた。今季からは保有元トロワと同じくシティ・フットボール・グループ傘下であるジローナへレンタル移籍することを決断し、初の欧州5大リーグでのプレーに挑戦している。 そのジローナでの今季の活躍はご存じの人も多いはずだ。開幕節レアル・ソシエダ戦で早速先発すると、翌節ヘタフェ戦で初アシストを記録。第5節グラナダ戦で初ゴールを奪った。爆発的なスピードを持っている上に、ボールコントロール技術が高いためボールを持っている時もスピードが落ちない。1試合あたりのドリブル成功率は54%を記録し、ヴィニシウス・ジュニオール、ニコ・ウィルアムスに次ぐリーグ3番目の数字を叩き出している。ジローナはリーグ総得点数が現在1位であり、その爆発的な攻撃力を19歳が担っていると言えそうだ。 そんな将来有望なサヴィーニョについて、先日大きな動きがあった。移籍市場専門のジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のX(旧Twitter)で、同選手が夏にマンチェスター・シティ(イングランド)へステップアップを果たすことが決定的になったことを報じた。シティにはジャック・グリーリッシュとジェレミー・ドクという強力なライバルがいるが、サヴィーニョのプレミアリーグ挑戦が待ちきれない。
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