上川隆也、犬になる!? ドラマ『問題物件』1月スタート 物件で起きる事件を鮮やかに解く探偵役
上川隆也が主演するドラマ『問題物件』が、フジテレビ系にて2025年1月15日より毎週水曜22時に放送されることが決まった。上川はフジテレビ制作連続ドラマ初主演。 【写真】上川隆也、約6年前の貴重な撮りおろしショット 本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。 原作は、今年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本などを手がける作家・大倉崇裕の小説『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで映像化する。誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマだ。 主演の上川が演じるのは、黒ずくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明。うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。本当かうそか「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰るが…。 上川がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは、2017年放送の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』以来、およそ8年ぶり。さらに、フジテレビ制作の連続ドラマで主演を務めるのは、35年の長いキャリアの中で本作が初めてとなる。 脚本はドラマ『ごくせん』シリーズ(日本テレビ系)や『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)、『忍者に結婚は難しい』(2023年/フジテレビ系)、2025年公開予定の映画『ババンババンバンバンパイア』などの松田裕子が担当し、演出は現在放送中のドラマ『スノードロップの初恋』(フジテレビ系)や『わたしのお嫁くん』(2023年/フジテレビ系)を手がける紙谷楓らが担当する。 主演の上川は「この作品はミステリーですから、原作同様ドラマにも奇想天外なトリックが用意されています。ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思います。そして、難事件に立ち向かう犬頭と恵美子のでこぼこコンビにもご注目いただけたらと思います。御期待下さい」とメッセージを寄せた。 原作者の大倉は「自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません。ただ、一つ心配なことが。原作の中には怪談めいたエピソードが何話かあります。自分で書いておいて何なんですが、私は怖い話が大の苦手でして、それが映像でどう再現されるのか、ちょっとビクビクしています」とコメントした。 ドラマ『問題物件』は、フジテレビ系にて2025年1月15日より毎週水曜22時放送(初回15分拡大)。 ※コメント全文は以下の通り。