第94回選抜高校野球 主将「優勝目指す」 二松学舎大付に「旗」授与 /東京
<センバツ高校野球> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する二松学舎大付(千代田区)に24日、センバツ旗が授与された。同校で授与式が開かれ、校名と校章が記された深緑色の旗を本城学(さとる)校長が受け取った。小林幸男主将(2年)は「コロナ禍で応援してくれる方に勇気を与えられるようなプレーをして、優勝を目指して頑張ります」と意気込みを語った。 授与式には新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、野球部員と市原勝人監督はオンラインで参加。都高野連の武井克時理事長が「(1982年に準優勝した)市原監督が現役時代に置き忘れた優勝旗を東京に持って帰ってきてもらいたい」とエールを送った。 その後、センバツ旗が毎日新聞の伊藤一郎・とうきょう支局長から本城校長に手渡された。伊藤支局長は丸山昌宏社長のメッセージを代読し「夏春連続出場の切符を手にしたことは、ひとえに選手のひたむきな努力のたまもの」と称賛。本城校長は「グラウンドを駆け巡って、二松学舎旋風を吹かせていきたい」と話し、市原監督は「皆さんに選んでいただいて出場できる。その方たちの思いに応えられるように頑張りたい」と語った。センバツ旗は例年、開会式の入場行進で各校が掲げるが、今年は前回と同様、開幕日に登場する6校のみが参加する。大会は3月4日にオンラインで組み合わせ抽選会が行われ、同18日に開幕する。【小林遥】 〔多摩版〕