久保建英は「アーセナル補強候補に必ず入るはず」…有力メディアが推薦!「彼の多才さは注目すべき」
有力メディアが推薦する理由は?
有力メディア『The Athletic』は、アーセナルの右サイドの補強候補として日本代表MF久保建英と韓国代表MFイ・ガンインに注目している。 久保建英は現地スペインでどう評価されている? 今季もプレミアリーグ優勝候補の一角として、首位リヴァプールと6ポイント差の2位につけるアーセナル。しかし、リーグ戦16試合で5ゴール10アシストと絶対的な存在感を放っていたブカヨ・サカが長期離脱を強いられることに。また、台頭していた17歳MFイーサン・ヌワネリもケガを抱え、レンタルで加入したラヒーム・スターリングはコンディションが整っていないなど、アタッカーの選手層に不安を抱えている。 そんな中で『The Athletic』は、「1月にウインガーを探す中、アーセナルは誰をターゲットにするべきか?」と題して複数の補強候補選手をリストアップ。マテウス・クーニャやダニ・オルモは求めるプロフィールとは異なり、またレロイ・ザネ、マルコ・アセンシオらは金銭的な要求から難しいと指摘。さらに、噂されるニコ・ウィリアムズに関しては、シーズン中の獲得が難しく、夏の移籍市場のターゲットになる可能性が高いと分析した。 そのうえで同メディアは、「左利きの右ウイングについて議論する時、久保建英はアーセナルの候補リストに必ず入るはずだ」とし、レアル・ソシエダMFについて以下のように指摘している。 「23歳の日本代表は豊富な経験を持っており、ドリブルで運ぶことにためらいがない。今季ラ・リーガでの1試合平均は、一対一のデュエル回数が5.5、プログレッシブキャリー(相手ゴール方向へ5m以上ドリブルで運ぶこと)も5.3回だ。これはラ・リーガのウインガーではトップである。幅を取って相手サイドバックを引き付け、内側を走り込むチームメイトを見つけることが可能である」 「久保が攻撃面においていかに多才であるかは、注目に値する。両サイドもシャドーもプレー可能だ。アーセナルは前線のすべてのポジションを埋められる選択肢を切実に必要としており、彼は多方面で才能を提供できる。ミケル・アルテタも暖かく歓迎するだろう」 また『The Athletic』は、韓国代表MFイ・ガンインにも注目。「久保と同じく、彼は創造性とスピードを併せ持ち、前線のどこでもプレー可能で、左足のカットインは危険だ。セットプレーの専門家でもある」と指摘しており、日本と韓国の両エースがアーセナルの求めるプロフィールに合致すると分析している。 今季はソシエダで公式戦24試合出場、4ゴール2アシストを記録する久保。『The Athletic』の推薦通り、アーセナルが獲得に動く可能性はあるのだろうか。