今季初の6連勝で首位キープ 広島カープ 週末まとめ(8/2~4)
広島カープ 新井貴浩 監督 「彼(野村祐輔投手)にとって今シーズン初登板だったんですけれども、さすがのピッチングでしたね。ランナーを背負いながらも期待どおりのピッチングをしてくれました」 ■8月3日(土)広島 vs. 中日(マツダスタジアム) 先発は、ここまで7勝を挙げている 森下暢仁 。その立ち上がり、ランナーを出しながらも無失点に抑えると、2回にはヒット性の鋭い打球を 矢野雅哉 が横っ飛びでアウトにするファインプレー。 続く3回には連打で1点を失い、さらにピンチの場面で 菊池涼介 のダイビングキャッチからのダブルプレー。バックの助けもあり、最少失点で乗り切ります。 カープ打線は、5回ウラの攻撃で先頭バッターの 坂倉将吾 がレフト前に運び、出塁すると、さらに菊池の内野安打でこの日初めて得点圏にランナーを進めます。 続く矢野はセーフティーバント。すると中日の先発・大野雄大 が、なんと悪送球。その間に坂倉がホームインし、同点に追いつきます。 さらに1アウト・3塁・2塁でこの日、8番に入る “鯉の二刀流”・森下。前進する二遊間を破る2点タイムリーヒット。森下がバットで自らを援護、勝ち越します。 7回表には “カープ鉄壁の守備陣” が、堅い守りで森下を盛り立てます。 守備でリズムを作ると、そのウラの攻撃。矢野が右中間を破るスリーベースヒットでチャンスを作ると、1番・秋山翔吾 。レフト前にはじき返し、ダメ押しの4点目。中日を突き放します。 先発の森下は、8回を投げ、1失点でマウンドを降ります。 森下暢仁(1安打 2打点) 8回 球数101 被安打7 奪三振8 失点1 最後は前日に休養した守護神・栗林が無失点に抑えて30セーブ目。チームは、連勝を今季最長タイの5に伸ばしました。(広島 4-1 中日) 広島カープ 森下暢仁 投手 「守備の人たちに助けてもらって最少失点で投げることができたので、本当によかったです。今回も床田(寛樹)さんが『打っていいよ』って言っていたので、1本出て、よかったです」