佳子さま 購入8カ月待ち、50倍売れたものも!大売れした公務でご着用の「ご当地アクセサリー」まとめ
今年も全国各地を訪れられた佳子さま。SNSを中心に注目を集めたのが、地方訪問の際につけられていた”ご当地のアクセサリー”だ。 【画像・一覧あり】購入8ヶ月待ちも!佳子さまがつけられていたご当地アクセサリーたち 佳子さまがご着用されたというニュースをきっかけに、その地域の伝統工芸がモダンなアクセサリーに取り入れられていることを知ったという人も多かったよう。デザインなども注目を集め、同じものを求める人が続出。完売する品も相次いだ。 2022年から「日本工芸会」の総裁を務められており、訪問される地域の工芸品を身につけられているのは、伝統工芸を盛り上げられたいとのお気遣いもあるだろう。そこで、この1年で話題になった佳子さまご着用の「ご当地アクセサリー」を振り返ってみたい。 ■9月21日 鳥取ご訪問でご着用になった「寄木細工のバレッタとイヤリング」 9月21日、翌日に米子市で行われる「手話パフォーマンス甲子園」に出席するため、鳥取県を訪問された佳子さま。この日身につけられていたのは、材質の違う木材がストライプ状に並んだバレッタと、同系色の木片が組み合わされたスクエア型のイヤリング。お召しになられていたベージュのお洋服とも調和した秋らしい装いだった。 「この2つのアクセサリーは、鳥取県日野郡にある工房『白谷工房』のものです。民家を解体した木や建築現場の端材を使って製作された寄木細工で、同工房のWEBサイトによるとバレッタは税込3,850円、イヤリングは税込4,950円です。佳子さまの着用姿が報じられると、通常の約20倍もの注文が殺到したそうです。現在は注文することも可能で、納期は1カ月程度とのことです」(ファッション誌ライター) ■10月14日 佐賀ご訪問でご着用になった「有田焼のイヤリング」 10月14日の佐賀県ご訪問では、「国民スポーツ大会」のスポーツクライミングを観戦された佳子さま。その後、有田町にある県立九州陶磁文化館を訪問し、第15代酒井田柿右衛門さんから説明を受けながら有田焼の作品などを鑑賞された。 この日、佳子さまが身につけられていたのは有田焼の美しいイヤリング。 「柔らかな色味の白い磁器に伝統技法の“染錦”で赤いバラが描かれたイヤリングは、訪問された有田町に工房を構える『器とデザイン』が販売しているもので、価格は税込5,500円。職人が1点1点手書きで絵付けして作られていて、オンラインショップでも購入できます。 同商品はひとつずつ手作りのため、もともと在庫数は多くないものの佳子さまご着用の報道後に即日完売したそうです。現在は予約販売となっています。同工房のWEBサイトによると、なんと《2025年8月下旬 から順次発送》との記載があり、いかに多くの注文があったかを物語っています」(同前) ■10月18日岐阜ご訪問でご着用になった「美濃焼のイヤリング」 10月18日、岐阜県で行われた「国際陶磁器フェスティバル美濃」の開会式に出席された際は、水色のツイードのジャケットとパンツのセットアップという装い。そのとき合わせられていたのは、深い藍色のイヤリングだった。 「インナーとして着用されたネイビーのトップスと色を揃えられていて一際目を引きました。藍色の美濃焼陶磁器に金箔を散らした上品なデザインのイヤリングは、岐阜県の陶器アクセサリーブランド『MIKELO』のものです。オンラインショップでも購入できて、価格は税込2,640円です。 こちらも佳子さまご着用後にSNSなどで拡散され、通常の50倍ほど売れたそうです。同ブランドのWEBサイトでは、この商品にだけ《お知らせ》として、多くの注文があるため発送まで1週間程度かかるとの注意書きがあり、現在も人気があることが伺えます」(同前) ■10月27日 佐賀ご訪問でご着用になった「肥前びーどろのイヤリング」 10月26日、「全国障害者スポーツ大会」のために佐賀県をご訪問された佳子さま。翌27日には、佐賀県伝統の祭りで国の重要無形民俗文化財に指定されている「唐津くんち」の曳山をご覧になられた。 この日は、眞子さんから譲り受けた深い青色のロングワンピースに紺色のジャケットを羽織られていて、服と色を揃えた青いイヤリングは、佐賀市重要無形文化財に指定されている「肥前びーどろ」のものだった。 「光の加減でさまざまな表情を見せる美しいデザインのイヤリングで、佐賀市にある副島硝子工業が手がける『肥前びーどろ』のものです。肥前びーどろは、国スポ『SAGA2024』のメダルに使用されたことで注目を集めましたが、佳子さまのご着用によってもSNSでも同じものを購入したとの声が続出しました。価格は税込8,800円で、オンラインショップで購入できます」(同前) ■10月29日 石川ご訪問でご着用になった「輪島塗の髪飾りとイヤリング」 10月29日、石川県を日帰りで訪問された際は、ご自身が総裁を務める日本工芸会が主催する「第71回日本伝統工芸展金沢展」をご覧になり、人間国宝の輪島市の漆芸家らと懇談された。 この日、ベージュのダブルジャケットとワイドパンツに映えていたのが、まとめた髪に着けられた朱色の輪島塗の髪飾りと同色のイヤリング。 「バレッタとイヤリングを制作したのは輪島市で輪島塗の商品を手掛ける『八井浄漆器本店』です。元日の地震で店舗は全壊してしまいましたが、オンラインのみで販売を続けられています。 佳子さまがお使いになられたイヤリングは螺鈿や金があしらわれた蒔絵仕上げの美しい品で、価格は税込39,600円です。佳子さまがご着用された直後は売り切れていましたが、現在は在庫が復活しています。イヤリングと同タイプのバレッタは税込17,100円ですが、こちらは現在品切れ状態です。 輪島塗は下地作りから大変な時間をかけて1つ1つ丁寧な手作業で作られます。バレッタは来年3月を目安に販売再開予定で、予約することも可能だそうです」(同前) 佳子さまのご着用によって、アクセサリー自体の美しさと同時に、受け継がれてきた日本の伝統技術も注目されたこの1年。来年も佳子さまのファッションから目が離せなさそうだ。