選ぶのは変わった服より「変わらない服」 人気スタイリストが選んでいる「とくにいい」ベーシックな服
夏本番も頼れるのはやっぱりベーシックな服。そんな服の選び方や眠った活用法など「オシャレの引き出しが多い」ベーシックアイテムの選び方、眠った活用法など、明日から簡単にとり入れられそうなテクニックを人気スタイリスト・樋口かほりさんに徹底取材。 ≫【この記事の写真・全32スタイルの一覧へ】人気スタイリストが私物で指南!「変わった服は選ばない」ベーシックの中でも「とくにいい」服の選び方とコーディネートの実例集 【スタイリスト・樋口かほりさん】 大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
・まさにラルフローレンが似合うメンズがヒント 「白Tに白のハーフパンツを合わせて、ばさっとこのシャツを重ねたい。ラルフのメンズのルックに出てきそうなスタイリングがイメージです。シャツのパッチと色リンクしたネイビーの眼鏡で知的に装うのもあり」(樋口さん) ・フラットシューズは「キレイを保てる」もの 「リラックスしたシルエットやペールトーンのやさしいい印象の服にも好都合なのは、ハイヒールよりも高さのないミュールやビーサン。今のオシャレって「がんばっている感」よりも心地よさのほうが大事だし、気どらないぺたんこがちょうどいいなと思います」(樋口さん) ・スニーカーで「物足りない」ときのストール 「たとえば白T+デニム+スニーカーだけじゃ、もの足りない!そこに首からストールを適当にたらすだけで、縦が強調され奥行きが生まれます。ストールは包まれたくなるボリューム感があるものを選んで」(樋口さん) ・白T以外はキレイに徹する 真夏は毎年白Tを着る日がどうしても多くなるから「白Tでしたいこと」をまず考えます。今なら似た丈でもスカートよりシャレて見えるハーフパンツを選択し、足元はシャネルのミュールで品よく。白Tはゆったりめもいいのですが、私的にはコンパクトな白Tがいちばん使えるなと思います」(樋口さん)
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