「Gリーグで1年間プレー」NBA挑戦の河村勇輝 キャンプで手応えも冷静に立ち位置を分析
NBA・メンフィス・グリズリーズと無保証のエグジビット10契約を結んだ河村勇輝選手がチームのトレーニングキャンプ2日目の練習に参加。 【画像】グリズリーズのトレーニングキャンプに参加する河村勇輝選手 2日目の練習ではチーム練習に少し慣れてきたようで自らコーチに質問に行く様子やチームメイトたちと戯れ合う姿もありました。 練習ではチームのエースであるジャ・モラント選手とマッチアップした河村選手。「僕もアピールしなくてはいけないので、ディフェンスの部分でもしっかりできるよってアピールしないといけないということもあって、彼とマッチアップもしましたし、彼と2ガードでやる練習もあったんですけど、やっぱマッチアップできる機会ないですし、こんな素晴らしい機会ないと思ってるので、彼からはいっぱい吸収できればいいなと思ってます」と振り返りました。 さらに「正直、スピードには自信もっていますし、もちろん止められないこともありましたけど、自分の脚力でついていけてる部分は正直あったと思うので、そこは自信もって、自分の強みだと思う」と話し「彼のスピードに平面でついていければ、正直NBAのどの選手でもついていくっていうだけでいえば、ついていけると思うので、その練習をこのトレーニングキャンプでできるっていうのはありがたい機会だなとすごく思ってます」とモラント選手との練習を冷静に分析しました。 河村選手が契約した「エグジビット10」はキャンプで実力が認められれば、NBAと下部のGリーグ両方でプレーできる2ウェイ契約を結ぶことができます。 しかし、河村選手は「正直ロスターであったり2ウェイも埋まってる状態で、現実的に見れば、Gリーグで今年1年間プレーするってことが、自分のNBA目指す上での、今ある現状の選択肢なんじゃないかなと思う」と話します。その上で「いつだって、2ウェイだったり、本契約を目指しながらGリーグでプレーするっていうのは変わりませんし、そういう気持ちを常に持ってる選手にチャンスが訪れると思うので、Gリーグで満足せずに、でもGリーグでプレーしながらも、その自分に正しく向き合いながらアピールできればいいなと思ってます」と意気込みを語りました。