【ソフトバンク】「結果を出すしかない」今年1月に脳挫傷と診断の生海選手が育成で再契約
福岡ソフトバンクホークスの生海(本名・甲斐生海)選手が、来季の育成選手として球団と契約合意した。推定年俸は、現状維持の1050万円。 【写真で見る】育成で再契約した生海選手 2022年ドラフト3位で入団した生海選手は、ルーキーイヤーの昨季、プロ初ヒットをマークするなど、13試合の出場で20打数4安打。左の大砲候補として期待されていたが、今年1月の自主トレ中に打球が頭に当たり、「左側頭葉脳挫傷」と診断。球団からは、競技復帰に、1年から1年半ほどかかると発表されていた。今季の実戦出場はなく、10月28日にホークスから戦力外通告。育成契約を打診されたが、保留していた。 生海選手「(育成契約に対して)最初は悔しさとイライラの感情が出てしまったが、結果を出すしかないと自分に言い聞かせた。悔しい気持ちはあるが、また支配下に戻って、1軍でプレーすることしか考えていない。復帰にはまだ時間がかかりそう、来年は3、4軍で試合に出ることができたら」 年俸は現状維持の推定1050万円。まずはリハビリに励み、再度の支配下登録を目指すことになる。
RKB毎日放送