板倉滉ら3人に“移籍禁止”… ボルシアMG幹部、他クラブからの関心を認めるも「トッププレーヤーを手放したくない」
ボルシア・メンヒェングラットバッハの幹部は日本代表DF板倉滉を今冬に手放すことはないようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 現在27歳の板倉は2022年夏からボルシアMGでプレー。今季も守備の要としてすべての公式戦にフル出場し、欠かせない存在となっている。そして、そんな同選手に以前からオランダ王者のPSVやセリエAナポリからの関心が伝えられてきた。 一方で、直近リーグ戦9試合は5勝3分け1敗と安定したパフォーマンスを見せるボルシアMGはそんな板倉を少なくとも今冬には売却することはないとのこと。『ビルト』曰く、強化担当のローランド・ヴィルクス役員は板倉やエヴァートンやウルヴァーハンプトンが関心を示しているというFWティム・クラインディーンスト、アカデミー出身のMFロッコ・ライツの3人の移籍は“禁止”するという。 ヴィルクス役員は同紙で「もちろん問い合わせはある。良いパフォーマンスを見せれば、それは普通のことだ」と他クラブからの関心を認めつつ、「だが、我々はトッププレーヤーを手放したくない。ここでは今は何かが築き上げられているからだ。我々は安定し、今は昨シーズンは負けていた試合に勝てている。でも成長はまだまだ終わらない」と強調。「他で出場機会を得るために1人か2人は送り出す可能性はある。でも、ベースはこのまま残すつもりだ」と話している。