マスク氏たたえるトランプ氏支持者ら 「Xの言論の自由守った」
数日後に迫った米大統領選で、起業家イーロン・マスク氏が、共和党のトランプ前大統領を支援する投稿をX(旧ツイッター)で続けている。メキシコと国境を接する激戦州アリゾナの集会を訪ねると、偽情報などの批判をよそに発信を続けるマスク氏を支持する有権者たちの姿が浮かんだ。 【写真】トランプ前大統領のイベント会場を訪れたアル・アルメイダさん=2024年10月31日、アリゾナ州グレンデール、五十嵐大介撮影 「イーロンを愛しているよ」。先月31日、フェニックス近郊のスタジアムで開かれたトランプ氏のイベント会場で、アル・アルメイダさん(63)は興奮気味に話した。 もともとXは使っていなかったが、最近になって使い始めた。右派系アカウントなど約千人をフォローし、連日投稿を共有する。自身のフォロワーも数カ月ほどで1200人以上に増えた。「彼なら真実を示してくれると思った。Xにいなければ、本当のニュースはわからない」という。 ■前回大統領選 「不正」と信じる人も アンソニー・ピチニューチックさん(68)もマスク氏のツイッター買収を評価していた。「イーロンが買収していなければ、Xの言論の自由がここまで守られることはなかった」とみる。
朝日新聞社