スマホ連携でここまで多機能になるか!カロッツェリアの大画面ディスプレイオーディオ「DMH-SF900」にぞっこん惚れた
画面サイズは車内で圧倒的な存在感を見せる10.1インチ
そんな中で投入されたDMH-SF900は、ディスプレイオーディオとしての機能をさらに魅力的なものにするため、ディスプレイを10.1インチもの大型サイズとしました。本体はヨコ178mm×タテ50mmの1DINサイズに取り付けが可能で、ここにフローティング構造としたことで、この大画面を実現できたのです。しかも、取り付け可能な車種は392車種(パイオニア発表)にもおよび、大半の車種で好きなコンテンツがこの大画面上で楽しめるのはうれしいポイントです。 しかも、ディスプレイは視野角の広いIPS方式を採用した高解像度なHDパネル。ここに高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせ、黒色再現性に優れたNormally Black方式の採用とも相まって、鮮明かつ高コントラストな映像表現を実現しています。 もちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoへの接続も実現していますが、DMH-SF900では、ワイヤレスでの自動接続にも対応。そのため、乗車してすぐにスマホにインストールしたアプリを本体ディスプレイに映し出し、タッチパネルで操作できるのです。その上でSiriやGoogleアシスタントによる音声制御もサポートし、走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などが可能となるのです。スマホと連携することでこんなにも多機能になるんですね。
実用性とエンタメ性を兼ね備えた新発想のイルミ「ルミナスバー」
そして、DMH-SF900には他のディスプレイオーディオにはないユニークな機能も装備されました。それがナビとサウンドを視覚的に補助する「ルミナスバー」です。 これは、ディスプレイ部の上側に設置された横長のイルミネーションで、音楽のレベルに応じてフラッシングしたり、ナビアプリのルート案内に連動して点灯するというものになります。再生中の楽曲に合わせて光で演出するのが「ミュージックライド」で、発光色や発光パターンは複数用意し、どこか昭和のカーオーディオの雰囲気を醸し出します。また、「ルートガイダンスサポート」は、連携したナビアプリの右左折案内に合わせて、その方向を発光するもので、直感的に曲がる方向がわかることができるメリットがあります。 また、Apple CarPlay使用時は、同一画面上に本機や対応アプリを操作するショートカットキー「スプリットスクリーン」を搭載。切り換えボタンをタップするだけで簡単にスプリットスクリーンモードとフルスクリーンモードに変更できるので、画面をいちいち切り替えることなく、スムーズに目的の操作を行えます。この機能は画面右上のタッチボタンでワンタッチに切り替えられるのもいいですね。 加えて、新たにDMH-SF900の操作と連携する専用アプリ「PxLink」も提供されています。このアプリを使うことで、楽曲の再生/停止やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなど、よく使うものをスマホ上から操作できるのです。 操作対象は40種類。この結果、Apple CarPlay、Android Autoの地図画面を表示したまま、スマホから本体を操作できるようになるのです。さらにこのアプリでは、ショートカットキーのカスタマイズや壁紙の設定のほか、最新ファームウェアへのアップデートにも対応しているのも見逃せません。