大西魁斗「ずっと目指していたところ。この舞台に立てることは本当に誇り」 下部参戦2年でレギュラーツアーへ昇格
米下部ツアー(コーン・フェリー・ツアー)参戦2年目で来季のレギュラーツアー(PGAツアー)の出場権を獲得した大西魁斗にインタビュー。挑戦するうえでの課題や目標、ともにプレーすることになる松山英樹や久常涼の存在について語ってもらった。 ―まずはおめでとうございます ありがとうございます。 ―今の率直な気持ち ずっと目指していたところですので、その舞台で来年戦えるというのは本当に嬉しいです。でもこれからというところですので、ちゃんと準備して頑張っていきたいなと思います。 ―PGAツアーの舞台 本当に実力がある者しか居られないですし、戦っていけないので、自分もそこで戦っていけるように頑張っていきたいなと思いますけど、まずこの舞台に立てるということは本当に誇りに思います。 ―下部ツアー1年目との違い 全部と言ったらあれですけど、スイングも変えましたし、マネージメントも変えました。去年があったおかげでスイングも調整し始めましたし、パッティングもそうですけど、練習の仕方も変えました。それがやはり今年のいい結果に繋がったのではないかと思います。 ―PGAツアーに挑戦するうえでの課題 コーン・フェリー・ツアーは連戦が続きます。PGAツアーでも来年は続くと思いますけど、毎週毎週疲れが出てくると、体が万全ではない状況では安定したゴルフができていないので、ちゃんとトレーニングをしたり、微調整をして、連戦でもいい成績を取っていきたいです。体をちゃんと考えながらやっていきたいなと思います。 ―通用する点、しない点 飛距離はPGAツアー選手と比べても平均くらいでいけると思います。アイアンの精度は縦の距離がすごい重要になってくるので、その縦の距離をちゃんと合わせるためにもそのショットに適切な球筋だったり、スピンの打ち方もあるので、そこを調整していきたいです。パッティングもアプローチも、全体的に上手くならなければいけないですけど、諦めない気持ちが一番重要になってくるのかなと思います。 ―松山英樹の存在 やはり結果をとにかく出してくるのと、メジャーも勝っていますし、大事なところで必ず成績を残してこられていると思います。松山さんまで届くかはわからないですけど、でも自分なりのゴルフをちゃんとしていけばいい成績は出るのではないかと思いますので、自分のゴルフをして頑張っていきたいなと思います。 ―久常涼が1年早く挑戦 日本でもプロになったくらいの時にABEMAツアーで一緒に回ったりしていました。彼は違う道でPGAツアーに行きましたけど、来年のシード権も確実に獲ってきていますし、すごい安定性のある選手だと思います。ご飯に一緒に行ったりだとか、ラウンドを一緒のところでできたらなと思いますので、すごい楽しみにしています。 ―2人とツアー外で一緒になることは? ないですね、オープンウィークが去年はあまりなかったですので。今年も来年に向けて頑張らなければいけないので、どう過ごしていくかわからないですけど、機会があったら是非行ってみたいなと思います。 ―まずはZOZOチャンピオンシップ(24日~)に出場 所属選手ということで、しっかりいい成績を残したいですけど、自分のゴルフをしていけばいい成績で終われるのではないかなと思います。トレーニングをして、練習をして、ちゃんとした準備をすればいいかなと思いますので、頑張っていきたいと思います。 (海外の)トップ選手が結構集まってきていますので、その中でどういうゴルフができるのかなとか、周りの選手を見ながら、来年に向けてもいい勉強になりますし、とても楽しみです。 ―来年の目標 再来年のシードをまず獲って、シグネチャーイベントだったりメジャーだったり、大きい試合に出られるようにランキングを上げていい一年にしたいなと思います。まずは再来年のシード権を確実に決めて、そこから頑張っていきたいなと思います。 ―解説の内藤雄士コーチにメッセージ 内藤さん、解説中に僕のスイングを見ていただいて、また指導していただければと思います。よろしくお願いします。