梅雨前線北上中! 雨が降った後のバイクのお手入れポイントは?
スプロケットやチェーンに付着した雨水の跳ね上げを洗わずに放っておくと、雨水に混じっていた砂や泥でスプロケット(歯車)の刃先が摩耗します。ひどくなると、スプロケットとチェーンとが嚙み合わなくなり、チェーンが破損する可能性もあるようです。 そのため、スプロケットやチェーンが汚れた場合は水道水で洗浄しましょう。ただし、これらは錆びやすいパーツなので、雨降りでもバイクに乗る機会が多いのであれば、あらかじめ耐水性のチェーンオイルを塗っておくのもおすすめ。 あらかじめオイルを塗っておけば、チェーンとスプロケットの間に油膜のコーティングが作られるため摩擦や摩耗を防いでくれるだけでなく、錆止めにも効果的です。 なお、バイクは雨降りであっても乗れるように作られているので、水道水で洗車するのは基本的には問題ありません。ただし、鍵穴やラジエター、シート下部、シートボックス内、マフラーの排気口、電装系の配線付近など、水をかけるのを避けた方がよい箇所もいくつかあります。
こういった箇所は、高い水圧で洗ったりすると故障する場合があります。バイクは汚れたら洗車するのが基本ですが、洗車が終わったら注油、グリスアップをすることを心がけるとよいでしょう。 ※ ※ ※ 雨降り時にバイクに乗ると、車体は濡れ、跳ね上げた雨水で砂や泥などが付着します。そのままバイクを手入れせず放っておくと、砂や泥、油などが付着したままになり、バイクを傷めるほか、ブレーキの効きが悪くなるなど安全性も低下します。 雨降りにバイクに乗った後は、バイクに付着した砂や泥などを洗い流し、チェーンに油を注入するなどの手入れをして、気持ちよくバイクに乗りましょう。 また雨の中を走行した後に洗車をすると、チェーン、クラッチワイヤーなどの油分が流れてしまいます。 毎回する必要はありませんが、洗車の後はチェーンにオイルを注油すれば、錆の発生を防ぐことができそうです。
Peacock Blue K.K.