iPhone、Mac、iPad連係使いこなしてる?生産性・タイパを向上させる連係機能5選
デバイス間の連係機能が充実していることが、Apple製品の魅力。 同じApple IDを使っているiPhoneやMac、iPad間の作業を効率化するさまざまな機能が用意されています。 iPhone、Mac、iPad連係使いこなしてる?生産性・タイパを向上させる連係機能5選 Apple製品を使いこなしているつもりでも、「知らなかった!」というものがあるかもしれません。今回は、意外と知らないAppleデバイスの便利な連係機能をご紹介します。
1. 紙の書類からテキストをMacにコピー
紙に印刷された書類のテキストをMacで使いたいとき、まさか手入力で地道に書き写したりしていないですよね? 「知ってるよ。写真アプリのテキスト認識機能でしょ」という方、毎回iPhoneで写真を撮っていませんか? じつは、写真を撮影する必要すらなく、カメラを向けるだけでOK。 テキストコピーの使用手順 iPhoneのカメラを書類にかざして少し待つとテキストが認識され、右下に四角いアイコンが表示されるので、それをタップ。iOS 17以降は日本語の縦書きテキストの認識も対応しています。 次の画面で「すべてコピー」をタップすれば、「ユニバーサルクリップボード」とよばれる場所にテキストがコピーされ、同じApple IDを使っているデバイスでペーストできるようになります。 あとは、Macでテキストを貼り付けたい場所でcommand+Vのキーボード操作を行なえば完了。 毎回写真を撮影してカメラロールを書類の写真だらけにすることもなければ、コピーしたテキストをメールや「メモ」アプリ経由で共有するといったまどろっこしいことをする必要もないのです。
2. iPhoneで書類をスキャン&Macに貼り付け
紙の書類を丸ごとMacに取り込みたい場合に、iPhoneで写真を撮ってAirDropでMacに送っているなら、「連係カメラ」機能でもっと効率化できます。 連係カメラの使用手順 まず、Macで書類を取り込みたいアプリを開き、右クリックメニューで「iPhoneまたはiPadから挿入」を選択。続いて、自分のiPhone名の下に表示されている「書類をスキャン」をクリックします。 すると、iPhoneのカメラが起動し、書類が認識されると自動で撮影が行なわれ、次の画面で「保存」をタップすれば、スキャンした書類がMacに挿入されます。 通常の写真だと、光の反射でテキストの一部が読みづらくなったり、スマホの影が映り込んでしまったりしますが、この機能を使えば、きれいな状態で書類を取り込むことができ、作業時間も短縮できます。