【MLB】メッツがリーグ優勝決定シリーズ一番乗り ドジャース突破時の対戦相手に ア・リーグはヤンキースとタイガースが王手
◇MLB ディビジョンシリーズ 日本時間10日に地区シリーズ4試合が行われ、メッツがリーグ優勝決定シリーズ一番乗りを決めました。 【勝負の第4戦】大谷翔平選手が貴重なタイムリーヒット 2勝1敗と王手をかけていたメッツは、ホームにフィリーズを迎えての第4戦。4回、1アウト2、3塁のピンチからアレック・ボーム選手の打球をサードのマーク・ビエントス選手が処理にもたつき、タイムリーエラーで先制されます。 それでも6回、試合をひっくり返す一発が飛び出します。1アウト満塁でフランシスコ・リンドーア選手が右中間へグランドスラムをたたき込み、一転メッツが逆転に成功。9回は守護神エドウィン・ディアス投手が2アウト2、3塁とするも、カイル・シュワーバー選手を162キロのストレートで空振り三振に取り試合終了。メッツが3勝1敗で地区シリーズを突破し、ナ・リーグ優勝決定シリーズへの進出を決めました。 対する山のパドレス対ドジャースは一方的な試合に。 ドジャースは初回にムーキー・ベッツ選手が先制のソロホームランを放つと、2回には大谷翔平選手のタイムリーヒットなどからさらに2点を追加。最終的には8-0と点差をつけてドジャースが勝利。2勝2敗と勝負の行方は最終戦へと持ち越されました。 一方、ア・リーグではタイガースとヤンキースが地区シリーズ突破に王手。 タイガースはガーディアンズとの第3戦。初回、ライリー・グリーン選手のタイムリーヒットで先制すると、この日は投手陣6人による継投リレーが大当たり。3-0の完封勝利を果たし、2勝1敗で地区シリーズ突破へ優位に立ちました。 ヤンキースは同点で迎えた8回、ジャンカルロ・スタントン選手が勝ち越しのソロホームランを放ち、これが決勝打に。ロイヤルズとの接戦を3-2で制し、こちらも2勝1敗で王手をかけています。