津田学園が練習試合 愛工大名電に1勝1敗 気引き締め /三重
<第91回センバツ> 津田学園(桑名市)は16日、同校グラウンドで愛工大名電(愛知)との練習試合2試合を行った。前日に甲子園の初戦の相手が龍谷大平安(京都)に決まって初めての練習試合となった1試合目は1-2で敗れたが、2試合目は8-2と快勝した。それでも佐川竜朗監督は「自分たちに力が足りていないことがわかった。まだまだ自分たちのことで精いっぱいだが、残りの1週間でチームを一つにまとめたい」と気を引き締めた。 1試合目は初回に1点を先制され、八回にも追加点を奪われた。津田学園は1点を返すも一歩及ばなかった。2試合目は初回に藤井久大選手(2年)の本塁打で1点を先制。六回には小林世直選手(1年)の走者一掃の適時三塁打などで4点を追加。その後も勢いにのりさらに突き放した。 主戦の前佑囲斗投手(2年)は第1試合で先発し、6回1失点で降板。前投手は「甲子園まで残り1週間。今日のようなプレーをしないように、もっと厳しく意識を変えて練習に励みたい」と誓った。【谷口豪】 〔三重版〕